田淵 俊彦
大学教授、映像作家、演出家、ジャーナリスト、映像・企画プロデューサー。
1964年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、㈱テレビ東京に入社。主として世界各地の秘境を訪ねるドキュメンタリーを手掛けてきた第一人者。
現在は、桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修 教授である。
宝塚大学東京メディア芸術学部・非常勤講師、相模女子大学人間社会学部・非常勤講師を兼ねている。授業科目としては、「ドキュメンタリー論」「映像デザイン論」「映像制作(ドラマ)」「映画演出研究」「専攻演習(ゼミ)」「卒業制作」「エンターテイメント産業論」「放送概論」など。
日本映像学会正会員、芸術科学会正会員、日本フードサービス学会正会員、日本文藝家協会正会員。
テレビ東京に37年間在職し、制作現場を一筋に歩んできた。そのうち25年以上に亘り、主に海外をフィールドにしたドキュメンタリーを手掛け、訪れた国は100ヵ国を越える。ヒマラヤ、パタゴニア、南米アンデス、アマゾン、アフリカ、アジア、北極など、そのフィールドの幅広さには定評がある。
社会派ドキュメンタリーの制作も意欲的に行い、「連合赤軍」「高齢初犯」「ストーカー加害者」「発達障害と少年事件」などの難題にも挑んでいる。 ドラマのプロデュース作品も数多い。『迷路の出口を探して』(Ⅰ: ストーカーの心の奥底を覗く Ⅱ: ストーカー最新治療70日間)で第52回(2014年度)ギャラクシー賞、『障害プラスα 自閉症スペクトラムと少年事件の間に』で第54回(2016年度)ギャラクシー賞、ドラマ『破獄』で国際ドラマフェスティバル2017 東京ドラマアウォード単発部門グランプリ、MIPCOM Buyers Award for JapaneseDrama2017グランプリ、ドラマ『ハラスメントゲーム』でMIPCOM Buyers Award for Japanese Drama2020 グランプリ、『人生最高の贈りもの』で国際ドラマフェスティバル2021 東京ドラマアウォード単発部門優秀賞受賞など受賞歴多数。
著書としては、『混沌時代の新・テレビ論』『弱者の勝利学 不利な条件を強みに変える‟テレ東流”逆転発想の秘密』『発達障害と少年犯罪』『ストーカー加害者 私から、逃げてください』『秘境に学ぶ幸せのかたち』『チベット聖なる七つの智慧』など、発売されている映像作品で代表的なものとしては、『世界秘境全集 第一集』『世界秘境全集 第二集』『ハイビジョンデジタルでよみがえる黄金の都バーミヤン』『風の少年~尾崎豊 永遠の伝説』などがある。
学 歴
1982年4月 – 1986年3月
慶應義塾大学法学部法律学科
1984年4月 – 1986年3月
慶應義塾大学新聞研究所(現:メディア・コミュニケーション研究所)
経 歴
1986年4月 – 1992年3月
㈱テレビ東京演出局 AD/ディレクター
1992年4月 – 1999年6月
㈱テレビ東京制作 プロデューサー/ディレクター
1999年7月 – 2000年6月
㈱テレビ東京制作局 プロデューサー/ディレクター
2000年7月 – 2001年6月
㈱テレビ東京ドラマ制作室 AP/プロデューサー
2001年7月 – 2015年8月
㈱テレビ東京制作 プロデューサー/ディレクター
2017年6月 – 2019年5月
㈱テレビ東京制作局ドラマ制作部 統括プロデューサー
2015年9月 – 2020年3月
㈱テレビ東京編成局ドラマ制作部 統括プロデューサー
2019年6月 – 2020年6月
㈱テレビ東京制作局ドラマ室 統括プロデューサー
2020年7月 – 2021年6月
㈱テレビ東京制作局 統括プロデューサー
2021年7月 – 2023年3月
株式会社テレビ東京制作局 企画委員 (その他(教員以外))
2012年4月 – 2015年3月
文教大学情報学部広報学科(現:メディア表現学科) 非常勤講師
2013年4月 – 2023年3月
文教大学国際学部国際観光学科 非常勤講師
2015年4月 – 2020年3月
和洋女子大学国際学部国際学類(現:国際学科) 非常勤講師
2016年4月 – 2019年3月
文教大学情報学部メディア表現学科 非常勤講師
2021年4月 – 2023年3月
桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修 非常勤講師
2015年4月 – 現在
宝塚大学東京メディア芸術学部 非常勤講師
2018年4月 – 現在
相模女子大学人間社会学部 社会マネジメント学科 非常勤講師
2023年4月 – 現在
桜美林大学芸術文化学群 教授
担当経験のある科目(授業)
2012年4月 – 2015年3月
「プロデューサー論」 (文教大学情報学部広報学科(現:メディア表現学科))
2016年4月 – 2019年3月
「コンテンツ・プロデュース」 (文教大学情報学部メディア表現学科)
2015年4月 – 2020年3月
「グローバルメディア論」 (和洋女子大学国際学部国際学類(現:国際学科))
2015年4月 – 現在
「放送概論」 (宝塚大学東京メディア芸術学部)
2017年4月 – 2023年3月
「博物館情報・メディア論」 (文教大学国際学部国際観光学科)
2018年4月 – 現在
「エンターテイメント産業論」 (相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科)
2021年4月 – 現在
「ドキュメンタリー論A」 (桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修)
2022年4月 – 2023年3月
「映像ビジネス論A」 (桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修)
2023年4月 – 現在
「映像デザイン論A」 「映像デザイン論B」「映画演出研究」「ドキュメンタリー制作」「専攻演習Ⅰ(ゼミ)」「専攻演習Ⅱ(ゼミ)」「卒業研究Ⅰ」「卒業研究Ⅱ」 (桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修)
委 員 歴
2017年4月 – 2020年3月
(株)テレビ東京, CSR委員,「QUEST CUP」審査員等を担当し、中学・高校における教育活動に関するCSRを積極的に行う
2021年6月 – 現在
日本映像学会 映像人類学研究会 代表
2023年4月 – 2023年9月
全日本博物館学会50周年記念国際シンポジウム オープニングセレモニー映像 全体監修・プロデューサー
所 属 学 協 会
日本映像学会
芸術科学会
日本フードサービス学会
日本文藝家協会