2025年10月16日 / 最終更新日時 : 2025年10月16日 田淵 俊彦 回想と思い出 【今日のタブチ】マダガスカルの《軍事クーデター》と、あの笑顔の記憶――遠い国の「痛み」を見過ごさないために マダガスカルで軍部が武力をもって政権を掌握したという報道を目にした。明らかな「軍事クーデター」だ。断水や停電が続く中、若者たちの抗議デモが全国に広がったが、それに乗じる形で軍の精鋭部隊が動き、政権の交代を強行した。大統領 […]
2025年10月15日 / 最終更新日時 : 2025年10月15日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】言語の“尊厳”を照らし出す東京デフリンピック――《尖った手段》とされた「手話」が祝福される 2025年11月、東京でデフリンピックが開催される。聴覚障害のあるアスリートたちが世界中から集い、手話という「見える言語」で競技と交流を繰り広げるこの大会は、パラリンピックとは異なる理念を持っている。国際ろう者スポーツ委 […]
2025年10月13日 / 最終更新日時 : 2025年10月13日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ書籍】金子勝著『フェイクファシズム』が暗示する、日本が辿る「経済崩壊」という戦慄のシナリオ 緊急発売された金子勝氏の新刊『フェイクファシズム 飲み込まれてゆく日本』(日刊現代刊)を読んだ。タイトルからして挑発的だが、その中身はさらに苛烈で、今の日本と世界が直面する「カタストロフ」を見据えた警鐘の書である。 経済 […]
2025年10月12日 / 最終更新日時 : 2025年10月12日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「Shine with U」が消えた朝──SixTONES発車メロディー中止が暴露した“想像力”の限界 JR東日本が、東北新幹線の東京・上野・大宮駅で使用していたSixTONESの楽曲「Shine with U」の発車メロディーを中止すると発表した。理由は、ファンの一部がホームで柄の長い集音マイクを使って録音する行為が目立 […]
2025年10月11日 / 最終更新日時 : 2025年10月11日 田淵 俊彦 未分類 【おススメ作品】Netflixのドキュメンタリー『ナイトメア・オブ・ネイチャー』は単なる《ネイチャーポルノ》ではない――自然界の“恐怖”を描く新ジャンル「ホラードキュメンタリー」誕生! Netflixのドキュメンタリー『ナイトメア・オブ・ネイチャー 自然が魅せるホラーな世界』を見た。主役はウシガエル、ネズミ、アライグマ。彼らが天敵に襲われ、捕食されるかというハラハラドキドキの展開が続く、非常に優れた作品 […]
2025年10月10日 / 最終更新日時 : 2025年10月10日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「ガザ停戦合意」報道の裏に潜む罠――メディア《偏向》の“危うさ”を見抜く力 今朝の新聞には「ガザ停戦合意」の文字が躍った。イスラエルとハマスが人質の解放と一時停戦に合意したという報道が、各紙の一面を飾った。ハマスは拘束していた人質全員の解放に応じ、イスラエルはガザからの部分的撤退を開始するという […]
2025年10月9日 / 最終更新日時 : 2025年10月9日 田淵 俊彦 未分類 【今日のタブチ】小中学校を防災カメラで“見張る”ということ――「監視」と「教育」、その境界を問う 愛知県みよし市が、小中学校すべてに防犯カメラを設置する方針を打ち出した。発端は、2025年夏に市内中学校で教員による盗撮未遂が相次いで発覚したことだ。市はこの事態を重く見て、9月議会に約5772万円の補正予算案を提出。1 […]
2025年10月8日 / 最終更新日時 : 2025年10月8日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】《事務業務》に忙殺される小・中学校の教員――世界の“常識”から遅れている我が国の「ワークライフバランス」 今朝の新聞で目にしたOECD(経済協力開発機構)の「国際教員指導環境調査(TALIS)」2024の結果に、思わず手が止まった。日本の教員の勤務時間は、前回2018年調査より約4時間減少したものの、依然として世界最長。小学 […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月7日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】《二律相反》と《しなやかな生命》――ノーベル賞・坂口氏が貫いた信念は、「社会」を治す偉大なる発明 2025年のノーベル生理学・医学賞が大阪大学の坂口志文氏らに授与されることが発表された。受賞理由は、免疫の暴走を防ぐ「制御性T細胞(Treg)」の発見。これは、自己免疫疾患やがん治療に革新をもたらす画期的な成果である。坂 […]
2025年10月6日 / 最終更新日時 : 2025年10月6日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】本学・桜美林大学 田淵ゼミ卒業生が照らし出す《知と経験の交差点》――後輩のために「一肌脱ぐ」その心意気に感謝 今日は感謝を込めて、本学・桜美林大学、私の田淵ゼミの卒業生について書きたい。先週末は、私が所属する芸術文化学群の学祭「桜日向祭(おひな・さい)」だった。その学祭に合わせて、ゼミの卒業生が会いに来てくれた。彼女は朴ヘリンさ […]