【今日の新聞から】長時間にわたる住民への説明会を「カスハラ」と呼ぶナンセンスさ

東京23区のある自治体で、公共事業に関する住民との説明会が9時間にわたったことを受けて、区側が議会答弁で「カスハラ」という言葉を持ち出す場面があったという。

これはあまりにもナンセンスであり非常識だと言わざるを得ない。また住民の口に蓋をしてしまう、意見を言うことを躊躇したり萎縮を招いたりする発言だと、断固として抗議したい。
もちろん、東京都の公務員も守らなければならない。役所などの窓口でのカスハラが問題になっていることもわかるし、それには対策が必要だ。
しかし、公共事業に関する住民への説明会はそれらケースとは状況がまったく違う。この場は、「明確な説明」「健全な議論」がおこなわれるべき場だ。百歩譲って「やりすぎはよくない」という意見に耳を傾けよう。
その場合においても、会議の時間に長さを取りざたして「カスハラ」というのはおかしい。では、短く議論もなされないまま切り上げたいと思っているのかと逆に聞きたくなる。

なんでもかんでも「ハラスメント」と言うことは、かえって自分の首を絞めることになることを自覚するべきだ。
「ハラスメント」その言葉は、いつか自分に跳ね返ってくる

「朝日新聞デジタル」より

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