【今日のタブチ】相手国の民間人を殺傷する可能性のある「敵基地攻撃」は憲法違反ではないのか⁉~「一定の誤爆」を容認する考え方が恐ろしい

今朝の東京新聞はまたもスクープをすっぱ抜いてくれた。
2025年度から配置される国産長射程ミサイルの命中精度について、防衛相が一定割合の誤爆の可能性を想定していることを報道している。恐ろしいことだと思った。これは完全に、そうなっても仕方がないという「未必の故意」ではないか。民間人を殺傷することは100%避けられないという状況でなぜこの武器を使用するのか。それでは憲法違反であり、国民への説明が「嘘」であったと非難されても仕方がない
政府は国会で、敵基地攻撃能力を行使する際は「国際法を順守する」と繰り返してきたが、誤爆や民間人の巻き添えの恐れについては一度も説明していない。こんな暴挙を許していいのだろうか。
そのつもりがなくても、結果的に相手の国の民間人を殺傷することになれば、相手国に攻撃の口実を与えるどころか、日本に住む国民が数多く狙われるリスクが出てくる。相手国やその国民の反感も買い、それがテロに発展する可能性もある。
日本は何をしたいのか。政府は何をしようとしているのか。
国民として声をあげなければならない。

「東京新聞TokyoWeb」より

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