【活動報告】ゼミ合宿で湯河原温泉に行ってきた!ー湯河原を舞台にしたショートドラマ撮影のワークショップ

去年のゼミ合宿は草津温泉だったが、今年は湯河原温泉に行ってきた。8月5日㈪~本日7日㈬まで2泊3日の日程だ。そのため数日間、ブログを更新できなかった。
ゼミ合宿の目的は、10名のゼミ生同士、ゼミ生と教員の親睦を図ることはもちろん、やはり映像制作・研究のゼミなので映像作品を創らないとねぇ~ということで、ゼミ生が前々から企画のプランを練り、絵コンテも書き、湯河原温泉を舞台にしたショートドラマを創ることになった。
ミッションとしては、この2泊3日のなかで、撮影から編集、そして総括までをやり切るというハードなワークショップを完結させること。やはり、ゼミ合宿の「成果」を示さなければ意味がない。
基本的にすべて学生の自主性に任せるというのが私の方針なので、企画内容には口出さず、「勝手に撮影は出来ないからね。許可が必要だから」というアドバイスだけをしたら、知らないうちにちゃんとそれぞれの観光スポットの許可取りをしていたのには感心した。
そして私は、学生たちにくっついて行って、ひたすら後ろから見守るという役に徹した。2日目には朝から電動自転車を借りて、五所神社や吉浜海岸を回る。私も一緒に自転車に乗り、着いてゆく。昼ごはんも一緒に食べる。学生たちが調べて予約をしておいた地元の中華料理屋だ。なかなかボリュームがあって食べきれない……。道理で観光客の姿はなく、地元客ばかりのはずだ。

ワークショップにはちょっとしたトラブルもあった。学生たちはソニーのα6500というデジタル一眼カメラ2台で撮影をおこなっていたが、1台のカメラのデータが飛んでしまった。学生たちはショックを受けていたが、これも「TRY&ERROR」でよい学びである。現場では「実際にこういうことが起こるのだ」ということを経験できたことは、かえって良かったのだ。
本当は11人のゼミ生だったが海外に行かなければならなくなった仲間を思い出しながら、その仲間に送るビデオを皆で作るという設定のドラマだということらしいが、なかなか本人たちの思うようにいかない部分もあったようで、それもいい経験になったことだろう。実際の撮影ではうまくいかないことの方が多い。

普段の大学の授業とはまた違ったフィールドでの学び、最後に各自が話す総括を聞いていると、それぞれが大きな「成果」を得てくれたようで、ゼミ合宿を準備したこちらとしては嬉しく感じた。慣れないこと続きで疲れたことだろう。今日はゆっくり休んでほしい。お疲れ様。

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