【活動報告】長崎・外海「かくれキリシタン」の研究フィールドワーク撮影に行ってきた

昨年から本学の学内学術研究振興費として「かくれキリシタン」の研究をおこなっていることは以前にこのHPでも報告させていただいた。
今日は6月29日㈯から30日㈰の1泊で長崎にフィールドワーク撮影に出かけたことを報告したい。ウィークデーは授業があるため、週末を利用して慌ただしい旅だったが、とても有意義だった。
2023年の学内学術研究振興費である「かくれキリシタン」の研究は、かくれキリシタンの「お授け」という洗礼儀式を復原して映像に収めることだった。2024年の本年度の研究の目的は2つある。

1.祈りの言葉が書かれた「絹のオラショ」『今日の御志き』を解読、復元、初映像化すること
2.かくれキリシタンの末裔の方々のインタビューをなるべく多く集めること

そして今回の長崎へのフィールドワークは、いまもかくれキリシタンの「帳方」として儀式を司っている村上茂則氏にインタビューをして、村上氏の保持するかくれキリシタンの遺物を映像に収めることだった。研究は本学リベラルアーツ学群の長谷川(間瀬)恵美氏の協力があって実現した。古くから村上さんと懇意の恵美先生が私を村上さんに繋いでくれたからだ。この場を借りてお礼を言いたい。

取材をして驚いたことは、やはり村上氏がいまも実際にかくれキリシタンとして活動しているというこだ。つい1週間前も亡くなった方の儀式を執り行ったという。村上氏のお宅ではたくさんの貴重な品々を見せてもらった。それらも研究成果の映像の中で紹介してゆくので、お楽しみにお待ちいただきたい。
ほかにも、先祖がかくれキリシタンからカトリックに改宗した山崎氏、高橋氏のインタビューや仏教徒に改宗した松川氏のインタビューも撮ることができた。貴重な映像になるだろう。
あいにく天気には恵まれず、撮りこぼしがあったため、また近々に長崎を訪れたいと考えている。

ひとりでカメラを回し、取材をするというフィールドワークならではの手法。テレビ局時代の現場を忘れないようにすることも私の目的のひとつである。

村上氏を取材している様子
かくれキリシタンの墓/一見、仏教の墓のようでもあるが、戒名の代りに洗礼名が刻まれている

【活動報告】長崎・外海「かくれキリシタン」の研究フィールドワーク撮影に行ってきた” に対して2件のコメントがあります。

  1. 岡  仁 より:

    とても素敵な取り組みですね。

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