【活動報告】NHKドラマ『団地のふたり』の収録現場をゼミ生が見学させていただいた@東宝スタジオ

昨日は、東宝スタジオでおこなわれているNHKドラマ『団地のふたり』の収録現場をゼミ生が見学させてもらった。このドラマは公式HPによると「50代、独身、実家暮らし。 団地で生まれた幼なじみのふたり。 心がざわつくことがあっても、ふたりなら大丈夫。 小泉今日子×小林聡美の名コンビで送る、温かくユーモラスな友情の物語」である。
私がドラマプロデューサー時代にご一緒させてもらった八木康夫氏がNHKに企画提案をして、NHKのプロデューサーはこれまた私が懇意にさせてもらっている勝田夏子氏が担当するという、大変「ご縁の深い」ドラマである。そしてさらに脚本は現役時代に「是非仕事をしたい!」と熱望していた吉田紀子氏。協働はかなわなかったが、今回八木氏の方からお話があって、小泉今日子氏が演じるノエチの職業である大学の非常勤講師という設定部分を監修した。
そして、ゼミ生7名を引率して東宝スタジオへ。久しぶりに訪れたので懐かしい。成城学園前からの道のりも感無量だ。ゴジラのオブジェが出迎えてくれる。今日の撮影は8スタだ。原寸大の団地のセットが巧妙に組み込まれている。
学生は、スタジオのドラマ撮影現場を見るのは初めてで、すべてに興味津々である。セットに置かれた小道具の細かさに驚いてみたり、「撮入祝い」の張り紙に見入ったり……。
ここでも嬉しい「ご縁」があった。今回の製作は制作会社のテレパックさんが担当しているが、この日の監督は金澤友也氏であった。金澤氏と私は昔、金澤氏がプロデューサーだったころに何度か仕事をしたことがある。またスケジューラーの吉川厚志氏とも久しぶりに会うことができた。改めて、こういった素晴らしいスタッフに助けられて自分がドラマを作ることができていたのだと実感する。
小泉今日子氏がセットに入り、ゼミ生を見つけるなり「学生さんの見学ね!」と笑顔で仰ってくださったのも温かくとてもありがたく感じた。
1時間ほどのスタジオ見学のあとに、学生がプロデューサーの八木氏に質問をする機会を設けてもらった。活発な意見や質問が次々に飛び出すのを聞いていると、今回の経験がいかにゼミ生たちにとってよい「学び」となったかが伺えて嬉しかった。

ちなみに、全く関係ないが、今日は「かっぱえびせんの日」である。私が生まれた1964年に誕生したロングセラーの商品。キャッチコピーの「や(8)められない、と(10)まらない」から来ている。本当に、子どものころは、食べ始めたら止まらなかったなぁ……。

学生が撮った「ゴジラと対峙する私」
バックは『七人の侍』@東宝スタジオ

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