【今日の新聞から】国内初!成田空港に「紙幣探知犬」現る!
海外への不正な現金持ち出しを防ぐため、紙幣の臭いをかぎ分ける「紙幣探知犬」が成田空港に国内で初めて導入されたというニュースを読んだ。そしてこのニュースから3つのことを思った。
ひとつの事象から、思いや考えを派生させる思考法は、私が大学の授業でも「考えを止めるな」という言い方で教えている。
1.海外への不正な持ち出しを防がなければならないほど、日本円の海外流出が激しいのだということ
2.「紙幣探知犬」はどこの所属もしくは所有になるのだろうか、という疑問
3.「紙幣探知犬」はこれまで麻薬探知犬であったというが、どうやって「麻薬」から「紙幣」に限訳をシフトするのだろうか、という疑問
1.は昨今、詐欺などが外国から遠隔操作でおこなわれていることに関係しているのだろう。元締めに現金を輸送しなければならないのだ。2.は文面に「財務省の紙幣探知犬」という表現があるので、所有は財務省だと考えられる。だとすれば、調教をする職員も財務省所属なのではないか。3.に関して着目したのは、今回の紙幣探知犬が2匹ともメスのラブラドールだったことだ。メスというのにはきっと意味があるのに違いない。そして紙幣の臭いをかぎ分ける訓練を1か月もおこなったという。「新紙幣を含め、流通している日本の紙幣をすべてかぎ分ける」というからスゴイ能力だ。
ちなみに、麻薬や紙幣の臭いをかぎ分けさせられるという行為によって、犬の寿命が縮まるのではないかという心配もあるが、人間が仕事と認識しているだけで犬にとっては遊びであるため、いわば臭い探すすゲームをしている感覚のため杞憂だという。盲導犬の場合も、12歳くらいで引退し、あまり負担をかけないようにしているという。ご安心を。
「Yahoo!ニュース」より