【活動報告】「かくれキリシタン」のフィールドワーク研究で五島列島に撮影に行ってきます!
昨年2023年度は、本学の学内学術研究振興費を出してもらって、五島列島の奈留島に脈々と受け継がれてきた「かくれキリシタン」の文化・習慣を映像化するというフィールドワークをおこなった。今年度の2024年も本学の学内学術研究振興費に採択してもらい、継続研究として長崎県の外海地方を含む広範囲でのフィールドワークをおこなうことになった。その外海地区での撮影の様子は、このHPでも紹介したので、まだご覧になっていない方は是非ご一読願いたい。☛https://35produce.com/%e3%80%90%e6%b4%bb%e5%8b%95%e5%a0%b1%e5%91%8a%e3%80%91%e9%95%b7%e5%b4%8e%e3%83%bb%e5%a4%96%e6%b5%b7%e3%80%8c%e3%81%8b%e3%81%8f%e3%82%8c%e3%82%ad%e3%83%aa%e3%82%b7%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%ae/
そして、来週8月26日㈪から再び、奈留島に向かう。台風10号が心配だが、まあなるようになるだろう。と、現役ドキュメンタリー・ディレクター時代のような考え方でいる。今回の目的は、2つある。
1.かくれキリシタンを先祖に持つ方々のインタビューや証言をなるべく多く映像に収める
2.「今日の御志き(おんじき)」と言われる「絹のオラショ」に記されている内容を解読して映像化する
かくれキリシタンの子孫の方々は高齢化している。彼らが亡くなってしまうと、「かくれキリシタンの文化」は滅びる。いまのうちにその証言や記憶を映像に残しておかなければならない。これは可及的速やかにおこなわなければならない。
当時は貴重だった絹にわざわざ記されたオラショ(かくれキリシタンの祈りの言葉)「絹のオラショ」は奈留島にしか現存しない。所持者である柿森和年氏は、長年その解読を試みている。その集大成を映像として残しておくことは大変意義深いことだ。
また、現地からのレポートをお届けしたい。
「朝日新聞デジタル」より
継続して追うテーマを持つことは
大学教員としてもクリエイターとしても
そして豊かで楽しい人生を送るにも
必要だと思っています。
私はデザイン・アート・文藝・音楽からスポーツ、
マーケティング・スタートアップ・経営学に
至るまであらゆる分野の
イベントにとにかく顔を出して
インプット→体験価値を蓄積することが
テーマかな?と思っています。
岡仁様
いつもコメントをありがとうございます。
「インプットして体験価値を高める」大切なことですよね。
歳を取っても忘れないでいたいと思います。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
田淵俊彦 拝