【今日のタブチ】「HAKODATE COLLECTION 2024 雪ミクコレクション」に改めて教えられた、障害者と健常者が〝共に〟生きることの大切さ

今日12月1日㈰15:00~北海道函館市で、以前このブログでも紹介した、障害のある人たちがモデルを務めるファッションショー「HAKODATE COLLECTION 2024 雪ミクコレクション」が開かれた。これはFacebookを通じて知り合った、コミュニティソーシャルワーカーであり障がい者活動家に取り組む鹿野牧子氏から教えてもらった。
私は、自宅でYouTubeでその様子を見せてもらった。https://hakodatecollection.wixsite.com/hakodate2022

いやぁ~、参った。
不覚なことに、涙が止まらなかった。
彼女、彼らの「笑顔」にやられてしまったのだった。その輝くような〝屈託のない〟笑顔の後ろ側にある、日々の苦労を想像したからだ。
統合失調症の方は、去年も挑戦したいと思ったが、交通機関が怖くて断念したという。今年は何とか頑張って参加することができた。そんな逸話からも彼ら彼女らがどんな「生きづらさ」を抱えながら生きているのかがよくわかった。
モデルがランウエーを進むときに、彼ら彼女らが性同一障害や身体障害などどんな障害や困難なことを持っているのかをアナウンスするのだが、それを聞かないとまったくそのことに気がつかない。まさにこのイベントが目指すところの「外見では気付かないだけで、隣にも障害のある人はいる」というメッセージがよく伝わってきた。
イベント主催者の話のなかにあったように、モデルのすべての方が障害があるわけではない。健常者と障害者が一緒に混在しているというのがこのファッションショーのポイントだ。
マイノリティを〝はじかない〟社会。
それを実現するために、私たちは何をすればいいのか。
それは永遠の課題だ。

「HAKODATE COLLECTION 2024 雪ミクコレクション」
公式HPより

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