【今日のタブチ】2025年度国家予算案のほぼ10%も占める防衛費~そのうちの半分は「兵器ローン」という驚くべき事実
政府が27日に2025年の国家予算案を閣議決定した。過去最大の予算となったほぼ10%の9.5%を防衛費が占める。その額は、8兆6691億円であるが、そのうちの半分以上の4兆4553億円がミサイルや戦闘機などの購入時に組んだ「兵器ローン」の返済費だという。
予算の「先食い」の膨張も看過できないが、なによりも兵器ローンの額の大きさに驚いた。そのほとんどがアメリカからの兵器購入だというから、トランプ氏が大統領に返り咲いたことで、さらに強硬な「兵器押し付け」がおこなわれることは目に見えているため、さらにこの「兵器ローン」代や兵器購入費用がかさむことは想像に難くない。
払えもしない、膨大なローンを組まないと買えないようなものを買うという政府の計画性のなさ、これを国民として許してもいいのだろうか。
「東京新聞Web」より