【今日のタブチ】トランプ氏が教皇を模した合成画像を投稿~「神をも恐れぬ冒涜」とはこのことだ

トランプ大統領が、自身をローマ教皇に模した合成画像をソーシャルメディアに投稿し、物議を醸している。この画像はAIによって作成されたとみられるが、カトリック信者の間で「不快」との批判が広がっている。当然だ。「神をも恐れぬ冒涜」とはこのことだろう。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団から「誰に次期教皇になってほしいか?」と問われ、「私がなりたいね」と冗談交じりに語っていたというが、身の程知らずに呆れを通り越して「怒り」さえ湧いてくる。敬虔なカトリック教徒であれば、なおさらだろう。イタリアのレンツィ元首相は「カトリック信者を不快にさせる」と批判している。トランプ氏は、自分はプロテスタントの一派であるキリスト教福音派だから関係ないとでも言いたいのか。
またこういった「教皇選挙(コンクラーベ)」に軽はずみにコメントすること自体に危惧を抱く。特にアメリカ大統領という立場の人物が口出しすることは、教皇選への深刻な干渉となる
こういった発言は、死去した教皇フランシスコとの過去の確執を背景にしている可能性があるが、「不快になるひとがいるのではないか」という想像をできないこと自体、トップに立つ人としてどうなのか。いや、そんなことを今さらトランプ氏に求めることの方が間違いなのかもしれない。
トランプ氏はあえてこういう愚かな行動を取って、人々に「忍耐」を教えようとしているのではないか……そんなふうにも思えてくる、思わざるを得ない、思うしかない……そう感じるのは私だけか。

SNS「トゥルース・ソーシャル」から

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です