2025年9月27日 / 最終更新日時 : 2025年9月27日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】新聞メディアの「男性識者が8割」――ジェンダー平等の本質を問う:《語るに値する者》とは“何者”なのか 東京新聞が興味深い取り組みをおこなった。 ジェンダー平等に関して、紙面に登場する識者の性別に隔たりがないか、チェックをしたという。今年8月までの集計で、おおむね8割が男性で、女性は2割にとどまった。その結果に対して、田中 […]
2025年9月26日 / 最終更新日時 : 2025年9月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】長女の死体を20年間隠し続けた母親――「黒い報告書」まがいの事件に社会の“狭間”に落ちた人間の《業》を想う 今日の新聞も、さまざまなニュースが飛び交っていた。自分の身に降りかかった災難を、国連の陰謀論にすり替えるある国の大統領。生活保護の減額を最高裁で「違憲」とされたにもかかわらず、いまだに解決に手をつけようとしないどこかの国 […]
2025年9月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】田中みな実・中川安奈・森香澄を《ラベリング》するメディア――表現者の「消費物化」は“暴力”であり“自傷行為”だ ある週刊誌に、こういう見出しが躍っていた──「消えた田中みな実…バラエティ番組は中川安奈、森香澄、二強時代」。この一文を見た瞬間、私は強い違和感を覚えた。これは単なる芸能人の流行の変遷を伝える記事ではない。人間を「消耗品 […]
2025年9月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月25日 田淵 俊彦 お知らせ 【活動報告】『経済界』最新(2025年11月)号にて「テレビの未来」について語る――掲載が繋いでくれた嬉しい「縁」 『経済界』最新(2025年11月)号に、インタビューを受けた私の記事が掲載され、先日9月22日に発売された。「テレビの未来」という特集の一環だ。聞き手は、ジャーナリストの山﨑博史氏。タイトルは「スマホで番組を見ていてもテ […]
2025年9月24日 / 最終更新日時 : 2025年9月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】愛知県豊明市の「スマホ条例」は“余計なお世話”か――《促し》の先に待ち受けている《強制》 愛知県豊明市が全国で初めて「スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」を可決した。内容は、仕事や勉強を除いた余暇時間において、スマホの使用を「1日2時間以内」を目安とするよう市民に促すもの。施行は10月1日からで、罰 […]
2025年9月23日 / 最終更新日時 : 2025年9月23日 田淵 俊彦 お知らせ 【今日のタブチ】『ババンババンバンバンパイア』を観て思い出した、吉沢亮の“封印された事件”――「俳優」として見るか、「ひとりの人間」として見るか 映画『ババンババンバンバンパイア』を配信で観た。劇場公開時は見逃してしまったが、ようやくその奇妙で愛おしい世界に触れることができた。配信というメディアは、見逃した作品に再び触れる機会を与えてくれる。ときに劇場よりも自由で […]
2025年9月22日 / 最終更新日時 : 2025年9月22日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】世界陸上・ボンフィム選手の指輪が教えてくれた“落とし物力”――スマホと指輪、日本の《奇跡》 世界陸上東京大会の男子20キロ競歩で金メダルを獲得したカイオ・ボンフィム選手(34)が、競技中に結婚指輪を紛失した。3キロ地点で気づいたが、止まるわけにはいかない。彼は「金メダルを取れば妻も怒らないと思った」と語り、観客 […]
2025年9月21日 / 最終更新日時 : 2025年9月21日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメミュージカル】桜美林大学OPALミュージカル『舞台に立ちたい』――1年生から4年生まで、“若さがはち切れんばかり”の圧巻ステージ! 本日は、本務先・桜美林大学の芸術文化学群演劇・ダンス専修が主催するミュージカルを観劇した。演劇・ダンス専修では、各教員がゼミ形式で「OPAL(Obirin Performing Arts Laboratory)」という実 […]
2025年9月21日 / 最終更新日時 : 2025年9月21日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ書籍】“普通”であることの強さ――望月衣塑子著『ブレない人』……ジャニーズ帝国に挑んだ記者、その《覚悟》と《優しさ》 望月衣塑子氏の新著『ブレない人』を読んだ。気づけば一気読みしていた。なぜ、こんなにも引き込まれたのか——その理由を考えてみたい。それは、まず「私に似てるな」という親近感である。本書の望月氏はスーパーウーマンではない。失敗 […]
2025年9月21日 / 最終更新日時 : 2025年9月21日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】牛にシマウマ模様……笑える《イグ・ノーベル賞》の実用化――自然界の「知恵」を“借りて”人間の生活を豊かに 2025年、日本人研究者がイグ・ノーベル賞を受賞した。テーマは「牛にシマウマ模様を描いたら虫が寄りつかない」。このニュースはすでに複数のメディアが報じているが、科学的根拠の掘り下げや、他の生きものの特性との比較、さらには […]