【今日のニュースから】女性漫才師の先駆け「今くるよ」さん死去ー日本の文化「漫才」と男女同権に貢献したその偉大さ

お笑いコンビ「今いくよ・くるよ」を結成して、女性漫才師の先駆けとして活躍した漫才師の今くるよさんが亡くなったというニュースを車のなかのテレビで聞いた(運転しながらなので、音しか聞こえていない)。
コンビ「今いくよ・くるよ」のいくよさんは先に亡くなっているが、細身のいくよさんと正反対のくるよさんがお互いのファッションや容姿をネタに繰り広げる話芸は、ちょうど大学生からテレビの世界に入った私を笑わせてくれた。おりしも「漫才ブーム」のころである。
くるよさんの訃報を聞いて、彼女たちが日本の文化と女性同権において果たした役割の大きさに思いを馳せた。

二人や複数の掛け合いで繰り広げる「漫才」は、立派な日本の文化だ。アメリカでは二人組みのコンビコメディはすっかり衰退し、一人のスタンダップ・コメディが主流となったいま、とくに「MABZAI」はその言葉とともに国宝級の輝きを放っていると考えている。
「今いくよ・くるよ」が出るまでは、男性社会だった漫才界に初めて女性のコンビが登場したということも意義が大きいだろう。「なんで、男の世界に女が来んの?」とバッシングを受けたであろうことは想像に難くない。当時の週刊誌の記事によると、二人は芸人になったころに「女芸人は結婚するとすぐ辞め、芸がおろそかになる」と周りからかなり言われたため結婚しなかったという。
そして彼女たちはしっかりと実績を残している。上方漫才大賞や花王名人大賞など当時の漫才の頂点を極めている。そんなときにも、人には言えない差別や言われない誹謗中傷もあったに違いない。

そんな当時の状況を想像すればずるほど、今回の今くるよさんの訃報は私には感慨深く思えるのである。

「Yahoo!ニュース」より

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