【今日の新聞から】ガラパゴス化した中国消費の強み

中国の北京という大都会の街中で、人魚体験ができるサービスが流行しているらしい。商業エリアの一角にある深さ15メートルほどの巨大な水槽で、シュノーケルと長い脚ひれをつけて人魚になりきるのだという。
練習と撮影の2日間のプランで約7万5千円からというが、夏場は予約を取るのが難しいほどだ。開業したのは1年前だというから、ビジネス的には成り立っているのだろう。
おもしろい発想だ。

いま北京では新しい消費サービスが急速に生まれている。新型コロナウィルスによって外国との接触を断った中国はガラパゴス化した。しかし、同時に「中国式コト消費」が独自の進化を遂げた。

「コト消費(体験消費)」とは、習い事や体験教室のように商品の購入やサービスの提供により得られる体験や経験を重視する消費行動のことだ。自分のことが大好きないまの若者たちはこういった「自分に投資する」消費にお金を惜しまない。
このニュースを読んで、改めて中国の底知れないアイデアパワーというものを感じた。ガラパゴス化という負の状況に転んでも、ただでは起きない。「物事に付加価値をつけるのがうまい中国の人々の発想に、そのうち外国人の私たちはついていけなくなるのではないか」と新聞の記事は〆ていたが、私はもうすでについていけなくなっているのではないかと思った。日本人にもこういった貪欲さが必要だ。

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