【今日の新聞から】日本の「貧しさ」を示すエンゲル係数を考える

みなさんは「エンゲル係数」というのをご存じだろうか?
おそらく昔、教科書で見たなという感じだと思う。あまり日頃に意識することはないだろう。このエンゲル係数は、その家庭の消費支出に占める食料の割合を示している。わかりやすく言えば、使っているお金のなかの食事にかける割合である。

このエンゲル係数の今年1~8月の平均が27.3%と、コロナ禍で消費支出の総額が減ったことによって相対的に食費の割合が高まった2020年を除いて、39年ぶりの高い水準に達したというのが今日の新聞報道であった。

物価高や円安の影響もあるが、家庭内の食費が増えるということはそれだけ「食べてゆくのに必死」という状態になるとみなされるため、いわば「エンゲル係数が高くなればなるほど、貧しさの度合いが増す」とも言えるのだ。

この数字の増加を見て、みなさんはどう感じただろうか?
「今日のタブチ」はこう考える……食べるために生きるのか、生きるために食べるのか、ということを考えるきっかけにしたらどうだろうか?そして、エンゲル係数が高止まりしている現状を悲観的に考えずに、「食べること」のありがたさやそれほどまでに家計の大きな割合を占めているという現実をみつめて、日々の食への感謝をする機会となれば、とても有意義なことなのではないだろうか?

夕食をいただくときにも、「この食事は家計の27.3%、4分の1以上占めているんだ。かみしめていただこう」という気持ちを持つことが、いま私たち一人ひとりができることなのではないだろうか。

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