【今日の新聞から】2025年大阪・関西万博を巡る首長たちの「不適切な発言」

いまの日本の上に立つ人々の発言には、最近驚かされることが多い。大阪維新の会代表で吉村洋文大阪府知事の発言もそのひとつだ。

大阪維新の会の3月23日のタウンミーティングで「名前言えませんけど、モーニングショーの玉川徹。批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って。『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もうモーニングショーは禁止。玉川禁止と言うたろうかなと思う」と発言した。その後、4月10日の記者会見で「不適切な発言だった」と認め、玉川氏に謝罪すると述べたが、さきの発言を聞いたときに、「どこのチンピラがしゃべっている内容か」とあきれた。

吉村氏は、自分がどんな立場の人間なのか自覚がまったくないと言っていいだろう。もちろん、こういった発言を自治体の首長がすることがいかに「言論統制」や「メディアコントロール」につながるかは言うまでもない。
吉村氏は「表現の不自由展かんさい」のおりにも、言論統制や表現の自由を規制するような発言をしている。不注意で「不適切な発言」が多いだけに、今後も注視が必要だ。

そして今回のこういった顛末から透けて見えてくるのは、「万博不振・低迷」に対する焦りである。人間は焦るとぼろが出る。
今回も、ついつい本音が出てしまった、というところか。先行きの不透明なVUCAの時代に、そういった冷静な判断ができない首長に政治をゆだねて大丈夫なのか。大阪府民だけでなく、私たち国民一人ひとりが再度考えるべきときが来ているのかもしれない。

「FNNプライムオンライン」より

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