【昨日の「おススメ映画」の追記】カトリック神父による性被害とジャニーズ性被害の類似点はまだまだある!?
昨日、おススメ映画として『スポットライト~世紀のスクープ』をこのブログで取り上げた。Xにポストしたところ、貴重なコメントをいただいたので、追記しておきたい。
その方の指摘によると……カトリック神父による性被害とジャニーズ性被害の類似点は、加えて、母子家庭や裕福でない家庭、つまりお金を含め、助けてくれる大人が少ない子どもを狙った点というのもあるという。
この点に関しては、映画で触れられていなかったので、見逃していた。また、ジャニーズ性加害問題において、被害者にそういう共通点が見られるとは思ってもみなかった。検証と吟味の必要があると感じた。
もしこの記述をお読みになってご指摘やご意見ふくめて、ご存じなことがあればご教示願いたい。
そして、私自身もう一点見逃していたことにベッドに入ってから思いついた。
それは、映画にもセリフとして出てきたが、「グルーミング」ということだ。
カトリックの場合もジャニーズの場合も、少しずつ「グルーミング=手なずけてゆく」ということだ。
これで共通点が4つになった。
1.「徐々に手なずけてゆく(グルーミング)」ことがおこなわれるということ
2.被害者が家族にも誰にも言えずに大人になるまで悩み続けているということ
3.加害者が教会であり神父という「絶対権力者」であること
4.そしてその事実を組織ぐるみ(バチカンまでというのは、特に驚愕だが)で隠蔽していたこと
まだまだ研究調査が必要だ。
「Amazon」HPより
「母子家庭や裕福でない家庭」の子供を狙ったのではという点について、私の考察です。
教会が信者の情報を持っているのは当然ですが、ジャニー氏が少年たちの情報を得た手段としては「履歴書」が大きいと思っています。ご存知かと思いますが、応募は自薦他薦共履歴書を送ることから始まります。縁故やスカウトはごく少数です。ジャニー氏は履歴書の家族欄を見ていたのではないでしょうか。以前の市販の履歴書には家族・年齢・勤務先・通学先も記入する箇所がありました。それを見れば家庭環境は一目瞭然です。母子家庭でなくても、サービス業、飲食業、職人、若い親御さんも多かったように思います。逆にすごく“いい所”の方もいて、ものすごい量の応募の中からピックアップできたのはそれでじゃないでしょうか。さみしいこどもはグルーミングもされやすかったのではないかと思います。
相澤直美様
コメントありがとうございます。
説得力のある考察ですね。もしそうだとしたら、狡猾かつ計算づくだということになりますね。
そういえば、私がデビュー前の子どもたちと話していたときのことを思い出すと、親御さんが商売をやっていて忙しい感じの子が多かったイメージです。
あくまでも記憶上のイメージですが。田淵俊彦 拝