【お知らせ】桜美林大学・田淵ゼミが2年連続で準グランプリ――学生たちが『レールがつなぐ町田の未来』で挑んだ“観る側のストレス”のない映像づくり
先日3月27日㈮、さがまちコンソーシアムで開催された「さがまちバンバンアワード2025」において、わが田淵ゼミが出品したドキュメンタリー作品『レールがつなぐ町田の未来』が準グランプリを受賞した。
去年のドラマ作品『芹が谷公園のアリス』に続いて、2年連続の快挙となる。
「さがまちバンバン」は、大学生が相模原・町田の地域情報を自らの視点で取材し、オリジナル番組として発信する映像プロジェクトだ。地域の課題や魅力を掘り起こすだけでなく、学生自身が企画・調査・交渉・撮影・編集までを担い、作品としてまとめ上げる点に大きな意義がある。
今回の作品を制作した6人の学生たちは、企画づくりから始まり、1年間にわたって取材を重ね、市役所へのインタビュー交渉にも粘り強く取り組んだ。さらに、編集作業やナレーション録音といった“ポスプロ工程”も自分たちの手で最後までやり遂げた。
PVを重ねるたびに私から「ちょっとわかりにくい」「意味が伝わりにくい」と指摘を受けながら、それでも投げ出さず、最後まで粘り強く完成形を追い求めた姿勢は、彼らの大きな財産になるはずだ。
特に私がこだわって学生たちに伝え続けたのは、「観る側のストレス」のことだ。読みにくい文字テロップ、情報の並べ方に破綻がある構成、説明不足──こうしたものは、観る者に確実にストレスを生じさせる。「よくわからない」「これはどういう意味だろうか」と感じ始めた瞬間、視聴者は映像から心が離れ、観ることをやめてしまう。
このストレスを徹底的に取り除き、映像としての“意味の流れ”を整える作業。それこそが精査であり、映像制作における最も重要なプロセスのひとつだ。
学生たちは、その高みにもしっかり到達してくれたと思っている。
審査員の方からは、「放送局のプロの私から見ても、ニュース番組で流せるレベル」とのお褒めの言葉もいただいた。こうした評価は、きっと彼らの今後にとって大きな励みになるだろう。
ぜひ、学生たちの成果を見てやってほしい。
作品はこちらから視聴できる:https://www.youtube.com/watch?v=VAMmoOZvqgQ


