【お知らせ】桜美林大学 芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修《ゼミ展》開催中!

今年も、この時期がやってきました!
本学、桜美林大学 芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修では、毎年春学期と秋学期の終わりに《ゼミ展》を開催しています。ファインアート(絵画、陶芸、立体造形など)、デザイン、広告、アニメなどさまざまなゼミが、所狭しとキャンパス内を彩っている様子は、まさに「博物館」や「美術館」さながらで、壮観です。
私のゼミは映像系なので、春には展示が難しく、秋にまとめて開催するのが恒例です。
ご興味がある方は是非、力作ぞろいの映像作品をご覧に足をお運びください!
今回の田淵ゼミの出展作品をご紹介します。3作品です。

作品①「ゼミ合宿」映像:2025年度の今年は、伊東温泉で2泊3日の合宿をおこない、伊東を舞台にした映像を制作しました。学生が企画、撮影交渉からはじまり、撮影・ディレクター・プロデューサーなどの役割を分担しながら、夜は編集作業に没頭して、作り上げた作品です。撮影交渉などは時間の調整も含め苦労しましたが、2泊3日でなかなかよく作り上げたなぁと感心しています。“若者らしい”感性が光る、フレッシュな映像をぜひご覧ください。
作品②「さがバン」映像:わがゼミでは、公益社団法人 相模原・町田大学地域コンソーシアム(さがまちコンソーシアム)が主催する地域情報番組プロジェクトに参加しています。これは参加大学の学生が自分たちの視点で地域を取材し、オリジナル番組を制作・配信するものです。最初から決まっているのは、相模原・町田エリアを舞台にすることだけで、テーマは学生自身が考えます。そして今回、学生たちが選んだのは「町田モノレールの延伸計画について」です。ちょっと硬いように思われるかもしれませんが、そこには市民のさまざまな期待や不安の声がありました。社会派ドキュメンタリーとも言えますが、そこは若者たちが作るということで、自分たちがどう感じるか、どう思うかという目線で作っているところが素晴らしいと感じました。
作品③「産学連携」映像亜細亜大学の横川潤ゼミ(食文化)がガブ飲み処「鬼ぞりゴリラ」とのコラボメニューを考案する様子を約半年にわたってドキュメンタリーとして追いました。学生が「プロ」という大きな壁にぶち当たり困惑する様子がしっかりと描かれていて、目の付け所が良いと評価しています。文字テロップの入れ方、さまざまな映像効果など若者ならではの工夫が見られる作品です。

作品②③ともにそうですが、学生たちは本当に頑張りました。
まず、稼働日数がすごいこと。授業の時間はもっぱら話し合いの時間で、撮影はこちらが現場に出かけなければなりません。授業がない日や土日を使って、バイトなどの忙しいなか、皆ほんとうによく頑張った。
そして最後まで諦めなかったことも、本当に立派だと思います。私の情け容赦ない「ダメ出し」「再撮(撮り直し)指示」にもめげずに、全員でスケジュールを繰り合わせながら、全撮影をやり遂げました。
さらに、こういった撮影の難しいのは、相手がいることです。すべて相手の予定に合せていかなければならないこと。「この日の撮影が都合いい」と言われたら、そこに合せなければならない点です。そういった交渉も含め、やり遂げたことは称賛に値します。
このプロにも匹敵する頑張りや体験は、きっと大きな学びとなり、将来への「糧」となることだと確信します。
ゼミ生の皆さん、本当にお疲れさまでした!
最後に・・・実は、私の編集直し指示が厳しく、学生たちはゼミ展が始まった今も、編集直しをしています。そのため、毎日1作品ずつ公開上映をしています。19日初日は、作品①を上映中。追って、明日には作品②→③と順に公開する予定です。
最後まで全力で取り組む学生たちに、皆さんからもエールを送っていただけたら嬉しいです!

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