【今日のタブチ】《柏崎刈羽原発》で機密文書漏洩――このまま再稼働して大丈夫なのか?

東京電力再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)で、信じられない事態が発覚した。
東電社員がテロ対策の機密文書を無断で持ち出していたのだ。さらに、警備に関する機密書類が委託先に誤って渡されていたという。ずさんすぎる。危機管理の概念が欠落している。これは断じて許されない。

そんな中、花角英世知事は本日、再稼働を容認すると表明した。福島第一原発事故から14年。あの惨劇を忘れたのか? このまま再稼働して本当に大丈夫なのか? 何か起こったら、誰が責任を取るのか?

考えてみてほしい。もし今回のような機密文書が悪意ある者に渡ったら? 原発がテロの標的になったら? 想像するだけで背筋が凍る。

いますぐ再稼働容認をストップすべきだ。徹底調査と原因究明を行わなければならない。

東北電力東通原発(青森県)でも不正が発覚している。侵入検知装置の性能試験で記録を偽装。2018年から一部試験をおこなっていなかったという。開いた口が塞がらない。これでは不審者が侵入してもわからない。その恐ろしさを想像できないのか?

原発事故は「人災」だった。その教訓を忘れたのか?
のど元過ぎれば、で済む話ではない。私たちは黙っていてはいけない。怒りを持って声を上げるべきだ。

「新潟ニュース NST」より

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