【今日のタブチ】「統合作戦司令部」というネーミング自体が〝軍国的〟~アメリカから押し付けられる無理難題とクーデターの心配はないのか?
今朝の一面の記事「統合作戦司令部 発足」は国民としては見逃せないものだ。
有事の場合に備えて、陸・海・空の自衛隊の一元指揮を可能にするためだというが、言葉を替えれば「敵基地攻撃の司令塔」であることは目に見えている。「敵地」であるかどうかは誰が決めるのか。また、今回の件においてはアメリカの強力なプッシュと後ろ盾があったことも、想像に難くない。
正直言って、「統合作戦司令部」というネーミングをきいたとき、「軍国的だなぁ」と思わざるを得なかった。私が今回のことで懸念するのは大きく2点だ。
1.日本は情報量の点ではアメリカに後れを取っている。うまく丸め込まれて、不利な戦線に日本軍が送り込まれることがあるのではないかと懸念する
2.第二次世界大戦の折にも、陸・海・空軍が牽制しあうという局面があった。しかし、これらを一元化したことで強大な力をもつことになった。もし、「統合作戦司令部」内で戦争への機運が高まると、それを防衛大臣や防衛省幹部が阻止することは不可能なのではないかと懸念する。つまりは「クーデター」が可能になるのではないかということだ
いずれにしても、大事なのは国民が監視の目を緩めないことだ。また、文民統制の要諦である政府や首相をきちんと選ばないといけない。自衛隊に武力行使を命じるのは、国会の承認を得た首相である。
いまの首相にそれを委ねて大丈夫かどうかを冷静に判断しなければならない。
「読売新聞オンライン」より
「国民が監視の目を緩めないこと」って本当に大切なことだと思います。
逆に我々がきちんとしていさえすれば、大きな力に無理やり従わされることもなくなる気がします。
「未来から見た視点」を意識して、自分たちの未来は自分たちで守る覚悟を持っていたいものです。
rk様
コメントをありがとうございます。
「自分たちの未来は自分たちで守る覚悟」仰る通りだと思います。
田淵俊彦 拝