【今日のタブチ】本当に困ったもんだ……スタンドプレーが〝痛々しい〟安倍昭恵氏× プーチン大統領面会ープロパガンダに利用される可能性はないのか?

安倍昭恵氏が2025年5月29日にロシアのプーチン大統領とモスクワで面会したことが話題になっている。
この面会は、安倍晋三元首相の遺志を継いで日露の文化交流を維持したいという昭恵さんの思いが背景にあるとされている。しかし、ロシアのウクライナ侵攻後、日本とロシアの関係は悪化しており、今回の訪問が政治的にどのような影響を与えるかについては賛否がわかれている。
私の初見の感想は「困ったもんだ……」というものだ。
この日本国民や日本国を代表したような振舞いは「いかがなものか」と思うからだ。
安倍昭恵氏のスタンドプレーはいまに始まったことではない。森友学園問題をはじめとして、夫の安倍晋三氏の首相という立場を考えずに独断で反原発派のイベントに参加したり、大麻合法化への言及をおこなったり、「善意の暴走」と非難されることが多いが、今回は国際問題なだけに捨て置けない。去年12月には、アメリカ大統領就任直前のトランプ氏と面会していた。
今回のことに関しては、私はが以下の2点において懸念している。
1.昭恵氏の行動がロシアのプロパガンダに利用される恐れがあり、国際社会に誤解を与えるリスクがある
事実、ロシア側は国営メディアを通じてこのことを積極的に報じており、外交的な意図がある可能性はぬぐえない。
2.政府や外務省の関与はないのか
林官房長官は、昭恵氏側と政府としてやり取りはしていないことを明かしたうえで、「いずれにせよ本件について、政府としてコメントする立場にないということでございます。基本的にロシアへの渡航はやめていただくよう、国民の皆さまに求めているところでございます」と述べた。だが、政府や外務省の関与がなく、このようなことが可能なのか、極めて疑問だ。
昭恵氏は「各国との橋渡しを担っていきたい」とコメントしている。その心意気や思いは評価するが、もう少し慎重になってはどうか。
回りへの影響や他人への迷惑を考えられないようでは、「オピニオンリーダー」とは言えないだろう

「TBS NEWS DIG」より

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