【今日のタブチ】桜美林大学芸術文化学群OGが“無印良品CM”に抜擢──映像教育が生んだ確かな成果

昨日、“意外な”嬉しい知らせが届いた。
本学・桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修の2025年度卒業生で、私のゼミ生でもあった学生からのLINEだ。
「田淵先生お久しぶりです🙇🏻‍♀️
この間撮影した映像が公開されたので、先生にも共有したくてLINE送らせていただきました✨よければ無印良品の映像見てみてください!」

そして、貼り付けられていた映像が、以下の公開映像だ。
https://www.youtube.com/watch?v=oBj6dxLNzU4
嬉しかった。そして誇らしかった。
彼女は現在、モデル・田中糸として活動している。
公式HP☛https://fridayfarm.net/ito-tanaka/
私のゼミは映像研究や映像制作をおこなうゼミだ。彼女は映像制作の道には進まないが、大学時代から“映像を含む業界”でモデルとして活躍したいと考えていて、そのためには「映像のことを知っておきたい」と判断したという。
このように、映像教育には汎用性がある。ドンピシャで映像業界に就職しなくても、いまや映像は、社会や仕事のなかに広く存在している。普通の会社で社会研修に映像を使うこともあるし、製造業で映像広告に携わることもあるだろう。彼女のように、モデルや俳優という道を選びながら、映像の仕組みや構造を知っておくというのは、戦略としてはとても賢いやり方だ。

今回、彼女が出演している無印良品の基幹スキンケアシリーズ 「発酵導入美容液」テレビCM(2026年2月公開)は、無印良品が展開するスキンケアキャンペーンの中心映像として制作され、全国放映・公式YouTube配信など複数媒体で広く公開されている高露出の広告である。
無印良品のスキンケアCMは基本的に出演者名を公表しない。
世界観に合うモデルだけを静かに配置するタイプの広告だからだ。だからこそ、ここに“新人が選ばれる”というのは業界でも珍しく、いわば“登竜門枠”としてプロの間では特に評価が高い。田中さんがそこに選ばれたという事実は、表現力とカメラ適性が抜きん出ていた証拠でもある。
そして、このCMが求める基準は決して低くない。
本CMの静謐で洗練された世界観を成立させるためには、“素の佇まい”で魅せられるモデルが不可欠であり、その基準を田中さんがクリアしたこと自体、極めて高く評価できる成果だ。
本件は、学生時代に培った自己表現力・映像理解・コミュニケーション能力が全国規模の広告制作現場で発揮された事例であり、本学・桜美林大学にとっても 卒業生の顕著な活躍として大変誇るべきことだと感じた。
そして何より、彼女が「見てください!」と連絡してきてくれたことが嬉しかった。
田中さんは、学生時代、学内のファッションサークル「unlimited」にも所属していて、自発的にファッションショーなどをおこなっていた。卒業後も、学内公演などがある際には顔を出して後輩たちを応援するという“面倒見のよい”OGだ。
「unlimited」公式HP☛https://x.com/unlimited_obirn

来年度2026年の田淵ゼミにも、いわゆる“別ジャンルの”パフォーミング・アート領域、演劇・ダンス専修から2名の学生が入ってくる。
社会の「多様性」に合せて、学生の指向性も多様化している。彼らの“無限の”可能性を、できる限り伸ばす手助けをしたい。そう考えている。

無印良品「発酵導入美容液」テレビCMより

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