【今日のタブチ】2025年度《ベストサービスラーナー》決定!――桜美林大学の「学而事人」が育む問題解決力と日本の未来
今日は、本学・桜美林大学の素晴らしい取り組みを紹介したい。
昨年2025年12月4日(木)、2025年度《ベストサービスラーナー》の最終選考会がオンラインで開催された。私は、学群長の代理として、審査員として出席した。
この選考会は今回で10回目。「サービスラーニング」での学外体験を通じて授業で得た学術的知識の理解を深め、本学のモットー『学而事人』の精神をもって地域社会に貢献した学生(2025年度卒業予定者)の中から最優秀者を決定するものだ。
サービスラーニングとは、教室で学んだ知識を社会の現場で実践し、地域や社会に貢献する活動を通して学びを深める教育手法である。桜美林大学には現在、約50の関連授業が設置されており、これは全国でもトップクラスの規模だ。
☛サービスラーニングについて https://www.obirin.ac.jp/about/basic/
履修者約300人の中から選ばれた3学群6名が最終選考会でプレゼンを行った。参加者とテーマは以下の通り(敬称略)。
- 田中瑠衣斗(リベラルアーツ学群):私たちの世代に農業を(農作業ボランティア)
- 中嶋遥(リベラルアーツ学群):自然と共存する食文化~モンゴル研修で学んだ「いただきます」の意味~
- 長澤綾乃(健康福祉学群):「サービスラーニングでの学び」を活かす(ジェンダー問題に取り組む団体へのボランティア)
- M・S(リベラルアーツ学群):サービスラーニングがもたらすもの(外国にルーツを持つ子供への学習支援)
- 安田美結(リベラルアーツ学群):サービスラーニングから学んだこと(インドでのフィールドワーク)
- 三澤太一(芸術文化学群):演劇×サービスラーニング-寿町で出会った人間-(生活困窮者への炊出し活動)
厳正な審査の結果、2025年度《ベストサービスラーナー》には、芸術文化学群の三澤太一氏が選ばれた。大学HP☛https://www.obirin.ac.jp/info/year_2025/lo4e4n00000c7os3.html
どのプレゼンも、学外活動と学術的学びが結びついており、サービスラーニングの理念に沿った素晴らしい取り組みだった。特に三澤氏は、炊出し活動を単なるボランティアに終わらせず、卒業研究の演劇公演に活かした点が際立っていた。私は、サービスラーニングの本質は「持続性」と「将来性」にあると考えている。三澤氏は、この経験を将来アニメーション作家として活かしたいと語ってくれた。学びを通して未来の自分を描けること、それこそがサービスラーニングの理想だ。
サービスラーニングの教育的効果は、知識を社会で試し、他者と協働しながら課題解決力を養う点にある。単なる座学では得られない「実践知」が、学生の成長を加速させる。今回の選考会は、その意義を改めて示す場となった。
2025年度《ベストサービスラーナー》三澤太一氏
「桜美林大学HP」より


