【今日の新聞から】トランプ氏のマクドナルドから『あゝ上野駅』、そしてイギリスの「自然エネシフト」まで

本当に新聞というのはいろいろな知識を幅広く教えてくれるものだ。今日の新聞からも3つの「へぇ~」を得ることができた

まずは、トランプ大統領候補がマクドナルドでバイトする姿を選挙アピールに使ったという話題だ。この話を聞いたときに、ハリス候補もマックで働いたことがあると言っているとか、それは嘘だとトランプ氏が言っているとか、なぜそんなに「マクドナルドが取りざたされ、話題になるのか」と疑問に思っていた。それが今朝の新聞ですっきりした。
アメリカには「1イン8」という言葉があるそうだ。これはマクドナルドの宣伝文句で、アメリカ人の8人に一人がマクドナルドで働いたことがあるということを表しているという。Amazonのジェフ・ベゾス氏もカール・ルイス氏もそのひとりだと。そういえば、いま私のゼミ生の中にもマックでバイトしている学生がいるなぁ。私の学生時代にもそんな友人が多かった記憶がある。
「スマイル0円」、これは今もやっているのだろうか。

そして2つ目は、工藤夕貴氏のコラムだ。工藤氏は歌手の井沢八郎氏の娘である。父の影響もあり、12で芸能界に入った。ちょうど私が、歌番組を担当しているころに番組収録をした記憶がある。工藤氏といえばアメリカに単身渡り、多くのアメリカ映画にも出演したイメージだが、現在は富士山のふもとで農業を営みながらカフェをやっているという。もちろん、歌手の仕事も続けている。
そして、父の代表作『あゝ上野駅』を歌い継ぐことになったという話が書かれていた。
素晴らしいことだと思った。歌や文化をつないでゆくこと、これはその子孫や関係者の使命ではないか。その天命ともいえる使命をまっとうしようとしていることに感銘を受けた。

そして最後の話題はイギリスが「石炭火力ゼロ」へと舵を切ったという話題だ。先月、イギリスでは最後の石炭火力発電所の火が消えた。このおこないからは、エネルギー革命において世界をリードしようとする意気込みを感じた
それに比べて日本はまだ3割を石炭火力に頼っている。今後、CO2を排出して作った製品は売れない時代になる。そうすると日本は世界から取り残される恐れがある。
そういった「エコビジネス」という戦略も日本には必要なのではないか。

「毎日新聞デジタル」より

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