【今日の新聞から】プラネタリウムクリエイター大平貴之さんの言葉

今日の新聞はネタ絞りに迷うほど、ネタが豊富だった。

まず第一弾は、感銘を受けたプラネタリウムクリエイター大平貴之さんの言葉を紹介したい。大平貴之さんはスーパープラネタリウム「メガスター」シリーズを開発した新進気鋭のクリエイターだ。

大平さんは過去に「あきらめろと言われてもおきらめないのが夢」と語っているが、今朝の新聞ではそれを凌駕する素晴らしい神言葉を発していた。

ある意味で夢がないのはいいこと。夢がないのであれば、夢を持っている人を支える生き方だってある。

この言葉を読んで背筋を何かが駆け上がった気がした。目から鱗とはこのことだ。還暦を目の前にして自らが先入観や既成概念、凝り固まった自分だけの常識にとらわれていたことに気がつかされたからだ。アンラーンunlearn・・・学び壊しということを自分のテーマとしていきたい。

【今日の新聞から】プラネタリウムクリエイター大平貴之さんの言葉” に対して4件のコメントがあります。

  1. 坂本 圭 より:

    2歳と0歳の子育てに追われています。
    子どものことしか考えられない毎日には幸せを感じていますが、一方で目の前のことしか見えず社会との繋がりも薄くなり「あれ?自分がこの先やりたいことってなんだっけ?」とふと思う瞬間があります。
    大平さんの「ある意味で夢がないのはいいこと」という言葉が、今の私にはとても有難いお言葉に聞こえました。今はまったく自分のことを考えられない私自身が許容されている気がします。少し心が軽くなりました。育児がんばります!

  2. 田淵 俊彦 より:

    坂本さん、コメントをいただきありがとうございます。
    現在、子育て中ということですが、坂本さんが仰っているように、お子さんののことしか考えられないという毎日は幸せなことだと思います。いまの環境やご自身の状況を最大限に楽しんでほしいと思います。そしてその環境や状況を与えてくれているご家族や仕事仲間への感謝を少しだけでいいのでしてみると、また「幸せ」を感じられるのではないでしょうか。
    「あれ?自分がこの先やりたいことってなんだっけ?」とふと思う瞬間があるとのことですが、これは私も何度も経験があります。例えば秘境の取材などに行って村に滞在しているときなどに、ふと「あれ、俺はここで何をしたかったんだろうか? 何を撮りたかったんだろうか?」と思ってしまうときがあります。そんなときは「何もしない」ことにしています。坂本さんも、何もしないでいると、人間って不思議なもので自ずからと「やりたいこと」が浮かび上がってくると思います。

  3. 坂本 圭 より:

    田淵さん、ありがとうございます。
    たしかに、今はバタバタしても仕方がない気がします。「何もしない」をやってみます!

    1. 田淵 俊彦 より:

      坂本さん、返信ありがとうございます!
      ご存知かもしれませんが、現在、欧米でトレンドになっているストレス軽減法があります。これはオランダ発の「niksen(ニクセン)」というもので、文字通りオランダ語で「何もしない」という意味の動詞に由来します。何もしないことがストレス解消には効果的で、さらには「ひらめき」を生み、創造性を高める手法としても注目されています。
      「何もしない」ことは科学的にも精神療法的にも実践的なのですね!

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