【今日の新聞から】ヤマトンチュが傷つけた沖縄ー米兵による性暴力と森田豁氏の言葉

やはり今朝はこの事件を書かねばならないだろう。また米兵による性暴力事件が発生した。しかもそれは沖縄側に報告されずに隠蔽されていたという。「またか」とため息をつくと同時に、沖縄の人たちの心中を察し胸が痛い。
東京新聞の紙面の組み方には信念がある。一面でしっかりと米兵の事件を報じ、沖縄側に連絡がなかったことを糾弾している。木原防衛相は「極めて遺憾」と述べているが、本当に政府は知らなかったのか、私は疑問視している。

そして東京新聞の紙面は一面をひっくり返し、24面に行く。そこには、森田豁氏が2016年12月11日に話したコラムが再掲されている。この事件に合わせて紙面を組んだのだ。森田豁氏は長年、琉球新報社で記者として働き、テレビ・ドキュメンタリーも手掛けている。その森田氏の言葉は重い。

僕も沖縄は独立したほうがいいと思う。(中略)でも、ヤマトンチュはそれを言っちゃいけないんだ。
独立したいと思わざるを得ない状況に沖縄をしたのは誰なんだと。

沖縄に対する無関心が今も沖縄を独立させないでいる。それを強く感じた。

「editor」HPより
https://editor.fem.jp/blog/?p=2119

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