【今日の新聞から】ロケ弁の思い出 俳優・小栗旬氏からの驚きロケ弁
今朝の新聞のコラムに、ぼる塾の酒寄希望氏のロケ弁の話があった。酒寄氏は現在、育休中なのでテレビの仕事をできていない。だから、ぼる塾のほかのメンバーから「ロケ弁の話を聞く」のが楽しみだそうだ。
酒寄氏が述べているように、ロケ弁は奥が深い。特に、クランクインからアップまでの日数が長いドラマなどの場合には、ロケ弁を発注するセクションである「制作部」は大変頭を悩ませる。
同じような弁当が立て続けにラインナップされると、現場からブーイングが出てくる。ロケ弁は、いわば制作部の「腕の見せどころ」となる。撮影がハードなときには、少し豪華なロケ弁にしてみたり、「肉系」「魚系」「(カツなどの)フライ系」といったような3種類のロケ弁を揃えて、スタッフが好みによって選べたりなど工夫をしてくれている。
ロケ弁と言えば、私にはいくつも思い出がある。なかでも、「一番豪華なロケ弁は?」と聞かれると、ダントツで俳優・小栗旬氏からの「差し入れ」ロケ弁を挙げたい。
テレビ東京開局55周年記念番組のドラマ『二つの祖国』のロケ中に、小栗氏が差し入れしてくれたロケ弁は、とんこつラーメンの屋台だった。これには、スタッフ全員大喝采で大喜び、長蛇の列だ。そのあとの午後の撮影は、みな元気いっぱい!
スケジュールは巻き巻きで進んだことは、言うまでもない。
「テレビ東京HP」より