【今日の新聞から】同性パートナーも扶養手当の対象に

今日は神奈川県のニュースから。神奈川県は、同性パートナーがいる職員にも扶養手当7,400円を支給し、結婚休暇や忌引休暇を取得できるなどのように制度を改編したと発表した。このニュースはとても素晴らしいと「今日のタブチ」は感じた。

神奈川県はこれまでにも法律婚や事実婚の職員にも同様な制度を適用している。今回の制度は東京都や埼玉県にもあり、全国的に広がりつつあるというが、知らなかった。インクルーシブやダイバーシティの取り組みとして評価したい。こういうかたちで少しでも住みやすい暮らしやすい社会になってゆくと、マイノリティを排除しようというヘイト的な思想も薄れてゆく。まず制度から変える、そして社会全体を変えてゆく。とても健全な順序だと思う。

コロナなどで働き手も働けない人や母子家庭が増えているという。今回のニュースはそれらとはまったく関係ないように思えるが、そうではない。一番困っている当人たちに変化を求めるのではなく、周りが変わってゆく。それこそいちばん優しいユニバーサルな考え方なのではないだろうか。

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