【今日の新聞から】学力テストで理科や数学の正答率の男女差はほとんんどない~「女子は数学が苦手」というアンコンシャスバイアス

「女子は理数系が苦手である」「理工系の職業は女子には向かない」といった、社会に根強く残るジェンダーバイアス、通称数学ステレオタイプ」がいまだに広く浸透している。
そんななか、小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が出た。その分析によると、男女差はほとんどないという。
私が幼いころによく聞いた「女子は数学が苦手」という話はアンコンシャスバイアスであることが、あらためて証明された。
しかし、反面心配なことも見受けられる。理数系科目が「好き」と答えた児童生徒の割合は、小中とも女子が男子より少ないという。なぜそんなことが起こってしまっているのだろうか。これは由々しき問題だと感じた。
この問題を放置すると、技術開発などの国際競争力において日本の未来は暗いと言わざるを得ない。「授業がつまらない」「女子は苦手だろうと思われていることが嫌だ」などいろいろ理由はあるだろう。研究者や関係者に早急に調査を進めて、改善してもらいたいものだ。

「LIFE INSIDER」HPより


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