【今日の新聞から】日本がミサイル攻撃の標的にされる!?
本日のニュースで気になったのは、政府が防衛力の強化のために沖縄や九州、四国を中心に有事の際に自衛隊や海上保安庁が使えるように空港や港を作るというものだ。
これは私たちのような年齢の日本国民もそうだが、特に若い世代の日本の人々に考えてほしい問題だ。
もちろん、有事の際に国を守るということは必要だろう。しかし、このニュースにはひとつの大きな事実が隠蔽されていると「今日のタブチ」は指摘したい。
第二次世界大戦の終結のために原爆を投下された長崎と広島。なぜ長崎と広島だったのかということを今の若者たちは意外と知らないのではないだろうか?「たまたま」ではないことはわかるが、「では、理由は何か?」と聞かれてすんなりと答えられる人はどれくらいいるだろうか。
答えは、長崎や広島の呉、そして小倉には造船所や製鋼所、兵器工場が集中していたからである。(当初は長崎ではなく、福岡の小倉だった)これを今回のニュースに当てはめてみよう。どういうことになるだろうか。
報道でははっきりと言わない。しかし、今回の自衛隊などが使用する予定の40か所もの空港や港の候補地がもし実現すれば、有事の際には戦争の「標的」として狙われる可能性があるということだ。そしてそんなことは関係者たちにとって明白である。ではなぜそんな明白なことをリスクを冒してまでやろうとするのか。
そこにはアメリカからの圧力とアメリカへの忖度が見え隠れする。
今回候補となった40か所の場所の住民のみならず国民ひとり一人が、そしてこれからこの国を担ってゆく若い世代の人たちが考えなければならない問題である。