【今日の新聞から】横田基地PFAS漏洩を日米合意の上で隠蔽をしていた!~日本はいまだ米の統治下にいることを再認識する
今日の一面を見て、「なんじゃ!それは!!」とひっくり返った。横田基地からのPFAS漏出を日米の両政府が「非公表」に合意して隠蔽をしていたことが政府関係者への取材でわかったという。松島京太氏という記者の記名記事だが、かなりの「スクープ」と言っていいだろう。
と同時に、あまりの出来事に言葉も出なかった。米側は「不正に入手された情報にを公式に情報として出すのは間違っている」と理由を説明しているというが、恐ろしいことだ。完全に日本や住民が不在とされており、よく日本政府もそんなことを受け入れたものだと思う。「情報を握りつぶされた」わけだから、日米地位協定によっていかに日本が弱い立場に置かれているかがわかる。戦時中の占領下と何ら変わりはないではないかと感じたのは私だけではないだろう。
沖縄の基地問題、オスプレイ問題、米兵性加害問題、そしてPFAS……すべてはつながっている。
今日のこの出来事によって、いまだ日本は米の統治(コントロール)下にあるのだということを認識しなければならない。沖縄の問題も決して他人事ではない。遠く離れた東京に住む私たち一人ひとりがそう考えることが大切ではないだろうか。
「朝日新聞GLOBE+」より
東京都福生市、武蔵村山市、羽村市、立川市、昭島市、瑞穂町にまたがる
巨大な米軍横田基地