【今日の新聞から】発がん性物質PFASの〝恐ろしい〟「事実」
今朝の新聞には驚愕の事実が載っていた。相模原市に流れる道保川から平均濃度の340倍の発がん性物質PFASが検出されたという。
道保川…聞いたことがない名前だったので、場所を調べてみた。するとあるHPを見つけた。「道保川公園の正式HP」だ。https://douhogawa-park.jp/
水と緑にあふれる自然の中で、さまざまな植物や生き物、野鳥に出会える相模原市中央区上溝の道保川公園。「残したい〝日本の音風景100選〟」にも選ばれていて、子どもたちを対象にした水生動物観察ゾーンや野外教育の場が設けられている。
つまり、日常的に子どもたちが川の水に使ったりしているということだ。
また、ネットでは以下のような写真も発見した。見た瞬間、鳥肌が立った。汚染された魚類を食べた場合、ほぼ全てのPFASが人体に取り込まれる。もちろん、川で遊んだだけだとPFASが体内に入ることはない。しかし、子どものことだ。誤って川の水を飲んでしまうということもあるのではないかと思ったからだ。なによりそんな発がん性の高い水で子どもたちが遊んでいたと考えると〝ぞっとする〟私は、心配しすぎだろうか。
「公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会」チラシより転載
道保川源流の約2㎞北に米軍相模総合補給廠(しょう)や工業密集地域があるが、汚染源はわかっていない。だが、PFAS汚染は基地内で使用する泡消火剤の漏出ではないかという説が有力だ。米軍相模総合補給廠は、第二次世界大戦後、在日米軍の基地として使用されていた。
地図で距離を調べてみた。米軍相模総合補給廠から今回の河川水採取地点までおよそ5.5㎞。同じく米軍相模総合補給廠から私の通う大学のキャンパスまでおよそ7㎞。あまり距離の差はない。河川水を水道水に使用はしてないというが、どういったかたちや経緯で道保川の水が体内に取り込まれないとも限らない。
つまり、身辺に毒がある状況が異常だと警鐘を鳴らしたい。人類の将来に未来永劫、影響する問題に「だろう」という過信は存在しない。
政府や自治体に、早急なる調査と事実の明白化をお願いしたい。
道保川にはよく散歩に行きます
蛍で有名なのに、昨年は5、6匹チラホラでした。10年前は沢山だったのに。
PFAS汚染について市役所に問い合わせて見ようと思います
記事は神奈川新聞ですか?
長坂祐子様
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
そういった市民の声が大切だと思います。
記事は東京新聞です。取り急ぎ 田淵 拝