【今日の新聞から】米軍オスプレイ墜落

ついに来るときが来てしまった。
米軍のオスプレイが屋久島沖で墜落した。この事件で注目すべきなのは、過去に何度もオスプレイの墜落事故は起きているが、死者が出たのが初めてということだ。これはかなりの確率で機体が制御不可能な状態に陥ったということを示唆している。
米軍はいますぐ、もしオスプレイが人家などに墜落したらどれほどの被害が出るのかを公表すべきだ。そんな情報はおそらく隠蔽されているのではないか。

東京新聞の一面ではそのニュースの隣に、この「昨日のタブチ、今日のタブチ」でも以前に紹介した日本の第三国への武器輸出の話題を掲載している。この東京新聞の英断と気概は称賛に値する。
と同時に、読者にはなぜ東京新聞の編集委員が紙面の構成の段階で、こういう組み方をしたかという「意図」を読み取ってほしい。この2つの出来事は関係ない別の話ではない。関連している、繋がっているのだということをあらわしている。


武器の問題は、第三国相手だけで紛争中の地域や国には輸出しないというが、経由して移送されてしまったら終わりだ。日本で生産した武器が世界の紛争を助長する。そんなことを許していいのか。

そしてそのツケがオスプレイの事件だ。
もっと大きなしっぺ返しが来るまえに手を打たなければならない。

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