【今日の新聞から】終戦の日に「退陣表明」をする無責任さと無神経さー「戦える国」の軍拡路線を突き進めた岸田首相

今日はエープリルフールじゃないだろう……新聞の一面を見てそう思った。
「冗談」かと思えるようなタイミングに呆れるしかなかったからである。「なぜいま?」とその無神経さと鈍感さに驚愕した。今日は何の日か、知らないというわけはなかろう。ただ「目立ちたい」から、「プレゼンスを示したい」からなのかと思ってしまう。
私は「岸田首相の責任は重い」と感じている。経済的な失策、裏金問題の対応の悪さなどは言うまでもない。だが、最も非難すべきは、沖縄問題やオスプレイ問題をはじめとする安保、そして武器輸出を解禁して、「戦える国」を目指すという前安倍総理の軍拡路線を突き進めた点である。このおこないは「国賊レベル」だと考えている。子どもたちの次世代の未来を考えると「許せない」という気持ちが強いからだ。また、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」を汚されたような気持ちにもなった。約310万人の霊も怒っていることだろう。

私たち大人に課せられた使命と責任。それは、二度と戦争を起こさせないということだ。それを終戦の日の今日、改めてこころに誓いたい。
そう強く思わせてくれた、あまりにも〝グッドタイミングの〟岸田総理の退陣表明に感謝したい。

「沖縄タイムズ+」より

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です