【活動報告】〝目から鱗の〟進学フェアが盛況でした!~本学・桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修の〝ほかにない〟〝特徴的な〟カリキュラム

先日2月22日㈯、東京・六本木の六本木ヒルズのなかにあるハリウッドホールでおこなわれた「アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア」に本学・桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修として参加してきました。
武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、東京工芸大学などの美術系大学に混じって、わが校は「総合大学」ではありますが、芸術に特化した学群ということで、毎回参加しています。今回は私も「相談員」として臨場しました。
まだ本学の専任教員に着任して2年という新人のような私ですが、テレビ業界からまったく違う世界へということで、入職当時は「目から鱗」と驚くことも多かったです。そのひとつが、今回のような大学進学相談会です。
受験生獲得のために進学相談会に教員自ら出向き、相談に乗ったり説明をしたりするということにも、当初は戸惑いも覚えました。正直、「そんなことまでするのか!」と驚いたからです。しかし、これはやってみると意外と楽しいのです。以下の写真のような設営も私たち大学の当事者たちでおこないます。椅子や机のレイアウトやポスター貼りなど1時間以上かけておこないます。なんだが、大学や高校、中学の部活や文化祭のときに戻ったようなワクワク感も感じられます。そして、何よりいいのが、実際に高校生の生徒さんたちと話をするので、彼ら彼女らが何を考えているのかがよくわかるというマーケティング的なメリットです。
結果的に、たくさんの高校生の生徒さんにわがブースに立ち寄っていただきました。次から次に途切れることなく、途中、しゃべり過ぎで喉が枯れるほどで、4時間ほどの時間があっという間でした。ありがたい限りです。「桜美林に入りたいです!」と名指しで来てくれる人もいて、そんなときは本当に嬉しく、誇らしくなります。
そんな進学フェアで、私が必ず説明するのが、私が所属している「ビジュアル・アーツ専修」の〝特徴的な〟仕組みについて、です。以下のチラシの下の図をご覧ください。普通の大学は「学部」や「学科」を選び、「専攻」を決めたらそのことを学び続けなければなりません。しかし、うちの「ビジュアル・アーツ専修」はこの図のように、「映像をやりながら、工芸をやったり」「ファインアートをやりたいんだが、そのためにデザインも学んでおこう」という領域横断的な履修ができます。これは他の大学にはない、なかなかいい仕組みだと思います。
これからは「多様性」と「ボーダーレス」の時代です。私は時代のキーワードに「ハイブリッド」を挙げています。映像もそのまま見せるのではなく、プロジェクションマッピングと合わせるとか、インスタレーション的な見せ方をするなど、映像にもデザイン思考やグラフィックのスキルが必要になってきます。工芸やファインアートにCGやデジタルの知識を生かせることもあるでしょう。
いわゆる、これからの時代にマッチした「学び」だと言えるのです。

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