【活動報告】本日発売『週刊新潮』の特集記事「松本人志はどのテレビ番組で復帰するか」にコメントが掲載されました
松本人志氏が文春への訴訟を取り下げたことを受けた、本日発売の『週刊新潮』の特集記事に私のコメントが掲載された。急遽、インタビューを依頼され、取材を受けた。
質問内容としては「今回の松本氏の対応および、今後どのようにメディアに復活する可能性があるのかなどを、テレビ局やスポンサー、視聴者の関係などを踏まえて聞きたい」とのことだった。
転記されているデイリー新潮の記事には一部しか載っていない。https://www.dailyshincho.jp/article/2024/11131145/
松本人志、復帰第1弾は「探偵!ナイトスクープ」か 「朝日放送とは相思相愛」「関西の人々の目は温かい」・・・として私のコメントも載っていない。
取材にはかなりの時間を割いて答えた。もちろん、取材やインタビューというのはそういうようなもの=大量の情報のなかから「精査されたもの」を読者に届けることを第一義にしていることも理解しているので、このことに関して問題だと思っているのではない。私のような、ほとんどが雑学のような話は記者の皆さんにとっては時間の無駄であることは、百も承知である。
このブログを読んでいただいている皆さんには、せっかくなので、「実は、質問されたがカットされた内容」「掲載されなかったこと」をお伝えできればと思っている。
まず、記者の質問に対して私は、地上波でのいますぐの復帰は難しいと答えた。それは松本氏の主戦場である民放は、スポンサーを気にするからだ。テレビ局もスポンサーもジャニーズ性加害問題のときに対応が後手に回り、遅かったことを視聴者やスポンサーの顧客である購買層にかなり批判された。これを学んでいる。だから、松本氏の性加害疑惑が文春にスクープされた今年の1月の際にも、反応が早かった。スポンサーが拒絶し、それに従うかたちでテレビ局は出演を控えた。
いわゆるその点においては「自浄作用」が働いたわけだ。この点においては、事務所も同様だ。
だが、松本氏は吉本興業にとって、経営を支えてきた「功労者」である。無下にもできない。
カネも稼いでくれる。だが、世間体やスポンサーのことは気になる。
そこで、目をつけたが「配信」である。
配信には、スポンサーはいない。視聴者が賛同し、見たいと思えばヒットする。現に、松本氏のコンテンツとしてはすでに「ドキュメンタル」があるではないか。
その視点で、『週刊新潮』の私のコメントが出てくる。
この先は、ぜひ『週刊新潮』の記事を手に取って、読んでみてほしい。
そして、「田淵、お前の考えは甘い!」とか「違うぜ、お前!」と言った批判から始まる議論を期待している。テレビをはじめとするメディアは、そういった「健全な議論」で成長してきた。
それは、いまでも変わらない。そう思っている。
健全な議論は、いつでも受けて立つ。
「デイリー新潮」より