【活動報告】2024年度ゼミ生(田淵ゼミ1期生)の卒業制作展が始まりました

本学・桜美林大学の芸術文化学群は、3年次にゼミ活動をおこないます。そして4年次には一年間かけて、自分の学修フィールドの作品を制作して、卒業前に「卒業制作展」として発表をします。
昨日1月29日㈬は12時締切で、13時からわれわれ教員が各展示を回り、審査をおこないました。
私の指導学生は、「卒業制作」という授業を取っている2024年度の3年のときにゼミ生だった学生たちです。
今回の学生たちには格段の思い入れがあります。それは、「田淵ゼミ1期生」だからです。2023年4月に入職した私の最初のゼミ生の中から7名が今回の「卒業制作展」に挑んでくれました。
私のゼミは「映像制作」のゼミなので、「必ず映像を使うこと」という枷を与え、各自が思い思いに趣向を凝らして取り組みました。ドラマやドキュメンタリー、CMなどの映像だけで表現する者、自分の好きな人やデザインしたキャラクターを写真や映像で表現する者、自分が目指すモデルの仕事をフューチャーした展示と映像をおこなう者、「多様性の時代」にふさわしい展示になったのではないかと思います
なかには、直前になってバタバタとなってしまったり、機材のチェック不足で映像が出ないなどのトラブルがあったり、悲喜こもごもではありますが、そういった「失敗」や「後悔」もTry&Errorであり、大きな経験として、それを糧に社会で頑張ってほしいと思っています。
卒業生のなかには、映像制作会社に進む人もいます。そうではない人もいます。しかし、彼女たち(たまたまですが、全員女性です)が将来、どんな仕事をしようとも、ここで学んだ経験は必ず役立つでしょう。それは皆であきらめずに一つの映像を作り上げたり、たった一人で自分と闘いながら映像作品を作り上げたことは、何ものにも代えられない「宝物」だと思うからです。我が子のような2024年度ゼミ生の下の笑顔をご覧ください。輝いていますよね!

ちなみに、桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修、卒業制作展「Pono」は、本日1/30(木)から2/4(火)まで、東京ひなたやまキャンパスで開催しています!https://www.obirin.ac.jp/event/year_2024/lo4e4n000001tyi6.html

以下の写真は、上記の「卒業制作展」に参加した7名の2024年度ゼミ生です。彼女たちは「チューチュートレイン」だというのですが、私は映画『SAMSARA』の千手観音に思えて仕方ありません……。

「卒業制作展」に参加した7名の2024年度ゼミ生たちと
*本人たちには掲載の許可をもらっています
『SAMSARA』公式HPより

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