【白内障手術・体験記②】片目が無事に終わり、眼帯を外す~「目がハイビジョン!」は嘘ではない!

昨日に続いて、白内障手術の体験記をお届けしたい。
今日は朝、眼科で眼帯を外す。朝起きると、どうも夜中に知らず知らずのうちに目をこすった形跡があり、眼帯が半分外れそうになっていた。おぼろげに目をこすったような記憶(夢かもしれないが)もある。
気持ちだけが焦る・・・。
しかし、大丈夫そうだ。眼帯を外すと、なんだかよく見える気がする。若松監督の「目がハイビジョンになるぞ!」という言葉は嘘ではない。看護師さんによると「まだ視力が安定していない」とのこと。手術をしていない方の右目はコンタクトを入れているので、この右目との調整もまだ難しいらしい。
でも、待てよ・・・なんだか目のなかがゴロゴロする感じがするぞ・・・夜中に目をこすったせいか?
看護師さんにそのことを訴えると、「術後にすぐこすったんじゃなければ大丈夫ですよ」とのこと。そりゃそうだ、そんなことで例えば眼内レンズがずれたりするのであれば、今後の普通の生活は困難だ。「なんでも思ったことを口に出す」というのが悪い癖といつも妻に言われていることを思い出し、自分で自分を「バカだなぁ」と思う。どうも身体や病気のことになると、心配症になってしまう。
思えば、海外の秘境のドキュメンタリーを撮りに行っているときもそうだった。「こうしたらこうなってしまわないかな」「こうしても大丈夫かな」といつも石橋を叩いて渡るような感じで撮影をしていた。でも、そういう「おんびん」さが、30年以上、大きな事故もなく辺境の地のロケを続けられた秘訣かもしれない。
話を白内障に戻す。眼帯を外して視力検査をする。な、なんと!ランドルトの円の切れ目を告げる検査では、下から2つめも見えるではないか!思わず看護師さんも「よく見えてますね」と言ってくれる。
その後の執刀医の診察でも「奇麗に治っていますよ」と太鼓判を押してくれた。ここは湯田眼科という町医者だが、侮れない。執刀医の副院長は院長の跡継ぎで、東京大学大学院 医学系研究科外科学専攻博士課程修了後、ハーバード医科大学 リサーチフェローなどを経験している白内障術式のエキスパートだ。昨日も私は朝から13番目の手術だったが、疲れを知らないスムーズなオペで「ゴッドハンド」ぶりを発揮していた。
しかし、一日に何人オペするのだろう・・・すごすぎる・・・。
そんな執刀医の先生に「お墨付き」をいただいて気を良くした私は、「よし、ちょっと(かなり?)痛いけど、来週の右目も頑張るぞ!」と決意を固くするのであった。

「きくな湯田眼科」HPより
https://yudaganka.jp/hakunaisho

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