2025年8月31日 / 最終更新日時 : 2025年8月31日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】生活保護申請で「財布チェック」――「屈辱」の先に潜む制度の落とし穴 三重県鈴鹿市が生活保護申請者に対し、財布の中身を1円単位で確認していたことが報じられた。厚生労働省のガイドラインにはそのような規定はなく、申請者からは「惨めな気持ちになった」との声も上がっている。生活保護制度に詳しい有識 […]
2025年8月30日 / 最終更新日時 : 2025年8月31日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ舞台】本学・桜美林大学による『群読音楽劇 銀河鉄道の夜』――命の重みが揺らぐ時代に、「命の列車」に乗るという意味を問う 本学・桜美林大学の教員でもある演劇プロデューサー・能祖將夫氏の脚本・演出による舞台『群読音楽劇 銀河鉄道の夜』を観た。何より印象的だったのは、この舞台が単なる学内発表にとどまらず、学生・卒業生・地域市民という「三者の協働 […]
2025年8月30日 / 最終更新日時 : 2025年8月30日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】自動運転バス事故とAI自殺事件――技術革新の「歪み」はなぜ見過ごされるのか? ドラマを現実化したような事件が起きた。TBS系で放送されていた『イグナイトー法の無法者ー』では、主人公の父親の運転手が引き起こしたバス事故が発端となって大きな事件に発展してゆく。その裏側には、自動運転バスの実験という事実 […]
2025年8月29日 / 最終更新日時 : 2025年8月29日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】フジテレビが港前社長らを提訴――パフォーマンスか、出来レースか……体制側が繰り返す「トカゲの尻尾切り」 やはり今朝はこの話題について、書かねばなるまい。フジテレビの第三者委員会が認定した元タレント・中居正広氏の「性暴力」を巡る一連の問題で、フジテレビが港浩一前社長と大多亮元専務に損害賠償を求めて提訴した。理由は、同社の元ア […]
2025年8月28日 / 最終更新日時 : 2025年8月28日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「ホームタウン」事業と“誤解”の波紋──未来のために、子どもたちのために、私たちはアフリカからの移民を受け入れるべきなのか アフリカ諸国と国内の4つの市の人的交流を促す国際協力機構(JICA)の「ホームタウン」事業を巡って、「移民の受け入れにつながる」との誤解がSNS上で拡散し、波紋を広げている。政府は「事実ではない」(林芳正官房長官)と否定 […]
2025年8月27日 / 最終更新日時 : 2025年8月27日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ映画】『雪風』は何を問いかけるのか――根拠不明の「防衛費43兆円」、軍拡時代に“観るべき”作品 東京新聞が一面ですっぱ抜いた。なぜ、2027年度までの5年間で防衛費に43兆円が必要なのか。巨額の税金投入に、政府は国民への説明責任を果たさぬまま、計画の4年目予算の概算要求をまとめようとしている、と。防衛費が43兆円に […]
2025年8月26日 / 最終更新日時 : 2025年8月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「香害」という見えない暴力ー教育現場に忍び寄る脅威とどう闘い、子どもたちを守るのか 最近まで耳にしたことのなかった言葉が、新聞や教育現場の声を通じて急速に存在感を増している。「香害」——香りによって引き起こされる健康被害を指す言葉だ。柔軟剤や洗濯用洗剤などに含まれる人工香料が、子どもたちの心身に影響を及 […]
2025年8月25日 / 最終更新日時 : 2025年8月25日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】石破・李在明会談で垣間見えた「対トランプ」という外交発言の責任の大きさーその言葉は誰のためなのか? 文在寅氏以来の革新系大統領として来日した李在明氏。過去の対日強硬発言を完全に封印し、国交正常化60年を迎えた両国関係の強化をアピールした。良好な日韓関係を活用したい石破茂首相との思惑が重なったかたちだが、共通の課題として […]
2025年8月24日 / 最終更新日時 : 2025年8月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】女性セブンのスクープ「福山雅治『女性アナ不適切会合』フジテレビ報告書に独占告白70分」について考えるー報告書の「空白」を私たちは何によって埋めるべきなのか? 女性セブンが報じたスクープ「福山雅治『女性アナ不適切会合』フジテレビ報告書に独占告白70分」は、第三者委員会の報告書に記された「男性有力番組出演者」が福山雅治氏であることを明らかにした。報告書が発表された当初、「この人物 […]
2025年8月23日 / 最終更新日時 : 2025年8月23日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ】Netflixドラマ『抗いの河』に流れる呪いの言葉「プシーカ(Pssica)」の意味ーアマゾンの闇と現実……そんな記憶がよみがえった アマゾンの川面に差し込む光は、ただ美しいのではない。濁流の底に沈む声、語られぬ暴力、そして「プシーカ(Pssica)」という呪いの響きが、空気の湿度とともにまとわりついてくる。Netflixドラマ『抗いの河』は、まさにそ […]