2025年9月5日 / 最終更新日時 : 2025年9月5日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】演劇で「想像力」を育む――田中昌司氏の「脳内劇場」論と本学・桜美林大学の先見的な実践 演劇やオペラを体験するとき、私たちの脳内には「もう一つの舞台」が立ち上がる——そう語るのは、脳科学者・田中昌司氏である。演じる者も観る者も、舞台の上で繰り広げられる物語をただ受け取るのではなく、自らの脳内で再構築し、登場 […]
2025年9月4日 / 最終更新日時 : 2025年9月4日 田淵 俊彦 未分類 【今日のタブチ】芸能界と大麻――不祥事はなぜ繰り返されるのか、その“隠された”構造を問う 今日は、頻発している大麻に関する問題を考えてみたい。サントリーHDの会長、新浪剛史氏が大麻由来のサプリを使用したとして、退任に追い込まれた。同じ日に、俳優・清水尋也氏が大麻所持で逮捕された。清水氏はなかなか感情表現の豊か […]
2025年9月2日 / 最終更新日時 : 2025年9月2日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】サントリー会長「辞任劇」に潜む<語り>と<沈黙>の二重構造──新浪剛史と石破茂、「観測気球」と「煙幕」の力学を問う サントリーHD会長・新浪剛史氏の辞任は、企業倫理の名のもとに語られる「表の顔」を象徴する事件だ。違法薬物疑惑のあるサプリメント購入に関する捜査が発端とされ、企業は迅速に「リスク管理」を発動した。経済同友会代表幹事という公 […]
2025年9月2日 / 最終更新日時 : 2025年9月2日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】学校という子どもたちの領域に忍び寄る「日本人ファースト」という言葉と歴史的な高水準の「エンゲル係数」――無関係に思える2つのニュースに隠された《地続きの構造》と《見えない分断》 今朝の新聞の一面に、まったく異なるように見える二つのニュースが並んでいた。一つは「日本人ファースト」という言葉が教育現場に広がりつつあることへの懸念。もう一つは、エンゲル係数が歴史的な高水準に達しているという報道。片や子 […]
2025年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年9月1日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】Netflix作品に観る、日本×アメリカ「ドキュメンタリー」構造の違い――「放送」から「配信」へ……語りの場が変わる今 最近、配信発のドキュメンタリーにハマっている。特にNetflixの作品は、時間と資金を惜しまず、構成・演出・編集に至るまで丁寧に作り込まれている。中でも印象に残ったのが、『アメリカン・マーダー ギャビー・ペティート殺人事 […]