2025年10月31日 / 最終更新日時 : 2025年10月31日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」半世紀の歴史に幕が下りる――衰退した、テレビというメディアの《育てる力》 テレビ朝日系で放送されている、特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」が、現在の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を最後に終了することがわかった。1975年開始の第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から世代を超えて愛されてきた […]
2025年10月30日 / 最終更新日時 : 2025年10月30日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】東京新聞「貧困ビジネスを追う」に込められたメディアの矜持――「制度」という名のもとに“分断“と“沈黙”を生じさせる行政の《無作為》を問う 東京新聞が、見過ごされがちな社会の闇に切り込む、すごい企画を始めた。「貧困ビジネスを追う」という企画だ。この企画が重要なのは、単に悪質業者を告発するだけでなく、制度の構造的欠陥や行政の不作為を照らし出す点にある。こうした […]
2025年10月29日 / 最終更新日時 : 2025年10月29日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「事実」を武器にするトランプ大統領――〝侮れない〟発言……その巧みな《演出》に隠された意図 トランプ大統領が来日している。ノーベル平和賞の推薦をはじめ、我が国の総理の“みっともない”ほどの「おべっか」には情けなくなる。言っていることややっていることにも“自主性”がなく、目新しさに欠ける。その点、トランプ大統領の […]
2025年10月28日 / 最終更新日時 : 2025年10月28日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【おススメドラマ】桜美林大学生が《体験知》を得た日韓共同制作――Netflix『匿名の恋人たち』で、ハン・ヒョジュが魅せる“目の演技”の奥に潜むテーマとは? 『匿名の恋人たち』を見た。本作は日韓共同制作のNetflixオリジナルドラマである。その制作現場には、本学・桜美林大学の私のゼミの学生が、お手伝いとして参加させていただいていた。これは、ドラマ制作を手掛けていたリキプロジ […]
2025年10月26日 / 最終更新日時 : 2025年10月26日 田淵 俊彦 お知らせ 【活動報告】消えゆく“祈り”を映像に――五島列島・奈留島《かくれキリシタン》のクリスマス儀式と「最後のオラショ」 長崎県、五島列島の奈留島に来ている。本学・桜美林大学の学内学術研究のフィールドワークのためだ。テーマは「かくれキリシタン」。2023年に本学に入職してから、3年にわたり研究を続けている。私は、テレビ局員時代、30年以上の […]
2025年10月25日 / 最終更新日時 : 2025年10月25日 田淵 俊彦 活動報告 【活動報告】毎日新聞「話題の本」で『ザ・芸能界 首領(ドン)たちの告白』を書評――「悪」と見られる“虚実皮膜の”世界に潜む《覚悟》と《矜持》とは何か? 本日(10月25日)から、毎日新聞「話題の本」欄で、月一回の書評を担当することになった。初回は、田崎健太『ザ・芸能界 首領(ドン)たちの告白』(講談社)を選書として取り上げた。本書は、虚実が交錯する芸能界の舞台裏を描きな […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメドラマ】宮﨑あおいが“ミステリアスな”仮初の妻を演じる――『ちょっとだけエスパー』は「非現実」を《リアル》に変える秀作 先日のブログで、「2025年10月クールのドラマが出揃った」と述べ、序盤の総括をしたが、その後に開始されたテレ朝火曜21時枠の『ちょっとだけエスパー』が漏れていた。この場を借りて、おわびをしたい。と同時に、前回のブログ公 […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】我が国の中核企業NECの製品が《軍事利用》されているという“驚愕の”事実――「知らなかった」で済まされるのか ロシア軍によって、NEC製の海底通信ケーブルが軍事転用されていた疑いがあることが、2025年10月23日、共同通信を含む国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の合同取材によって明らかになった。問題のケーブルは、201 […]
2025年10月23日 / 最終更新日時 : 2025年10月23日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「やっぱりか……」と落胆するのは、ジェンダー論ではない――“明白”となった高市内閣の“危ない”4つの方針 「やっぱりな……」と、今朝の新聞を読んで落胆した。それは、一時期は選出が危ぶまれた高市氏が“女性初の首相”に就任したからではない。「女性かどうか」は関係ない。むしろ、どうでもいいことだ。論点はそこではなく、組閣によって高 […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月22日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】『月曜から夜ふかし』放送倫理“違反”を考える――「面白さ」のために越えてはいけない《一線》と、現場への《エール》 日本テレビ『月曜から夜ふかし』が放送倫理違反と認定された。問題となったのは、2025年3月24日放送回での街頭インタビューだ。中国出身の女性が「カラスを食べる文化がある」と発言したかのように編集されたが、実際にはそのよう […]