【緊急報告】古巣・テレビ東京からの「横槍電話」事件に関する続報~定例会見で「コメントしない」とは、どういう意味だ?

以下の報告は、XやFacebookなどではお伝えしているが、それらのSNSをやっていない方もいらっしゃると思うので、以下の報告をしておく。
NHKスペシャル『ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像』の放送翌日17:23に入ったテレ東の広報幹部からの電話についての続報だ。私はこの電話を「基本的人権を侵害する横槍電話」と呼んでいる。
昨日10月31日は、大学のほうにまで毎日新聞さんが来てくれて、この番組の検証記事についての取材を受けた。そのさいに、その日にテレビ東京の定例社長会見がおこなわれるという話に至った。そして、毎日新聞のテレ東担当記者が、会見の際にこの「横槍電話」について質問をするという話を聞いた。
とても勇気がある行動だと思った。と同時に、「どう答えるか、テレ東の正念場だな」と感じだ。
普通であれば「現在調査中です」とか「その話はまだ上には上がってきていません」と胡麻化すだろうが、ちゃんと向き合って発言をすれば、「まだテレ東は救いようがあるな」と思ったからだ。

しかし、結果は残念ながらそうではなかったようだ。

質問に対してテレ東側は、広報担当役員が「コメントしない」と答えたという。これはまた違う新聞社のその場に同席していた記者から聞いたことであり、私が直接聞いたり見たりしたことではない。であるから、裏付け調査が必要だ。
例えば「コメントしない」と答えたと聞いているが、これがもし「コメントしない」ではなく「コメントできない」であったら、その言葉には大きなニュアンスの違いが生じる。そのためその場の状況、前後関係、事実関係に関して現在多方面から調査中である。続報を待たれたい。

もし「コメントしない」と言ったと仮定して、いかに私の見解を述べる。
この言葉、どこかでよく聞く言葉だ。政治家や企業のトップが使いそうである。しかも、大体が「都合悪いことを隠す場合」に使われる。
私たち大衆は、この言葉を誰か言ったのか、どういう意図なのか、注視する必要がある。
なぜならば、電波は国民の財産だからだ。ある一部のテレビ局が人権DDや憲法に違反にした行為をしていたとしたら、それを私たち国民の財産を勝手に使ってやっていたとしたら、許せるだろうか。自分の財産が勝手に搾取されていたり、意図とは違う使われかたをしてたら、それに怒りを感じない人はいないだろう。
今回の事件に当てはめるとしたら、テレビ局のある一部の人間は、皆さんの財産を利用して、人の人権を踏みにじろうとしているかもしれないのだ。それを許してもいいのだろうか。
これはもはや、いちテレビ局だけの問題ではない。企業ガバナンスの問題であり、重要な社会問題である。いまこれを許してしまったら、次も同じことが起こる。

それは避けなければならない。

渡辺謙、角谷暁子アナ+2024 年度入社新入社員たち
「テレビ東京公式HP」より

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