【今日の新聞から】東京都の小学校の教員採用倍率が1.1倍で過去最低

今日の新聞はネタが豊富だった。2つ目に気になった記事から。
表題通り、東京都の小学校の教員の採用倍率が1.1倍で過去最低になったとの記事である。

「回想」にも記したが、私の父はいつも私に教員になることを勧めていた。父は高校の教師だが、母は小学校の教師である。母は特殊学級を担当していて障害のある子どもたちの教育に本当に身を削って対応していた。その一生懸命ぶりは私が焼きもちを焼くほどだった。母にとってその仕事は息の抜けない大変なものだっただろうが、同時に「とてもやりがあいがある」仕事だったのではないだろうか。

いまの若者たちには「やりがいがある」仕事という言葉はピンとこないのではないだろうか。加えて、先日も問題になっていたプールの水の管理問題などを目にするにつれ、「大変そうだなぁ」と思って敬遠するというのもあるだろう。

新聞には、この現象の理由は書いていない。しかし、このように自分の身に当てはめてみたり、理由や原因を「想像してみる」ということをこころがけていくと、物事の裏側を推測する力がついてくる。

それは、不透明で混沌とした今の時代を生き抜くための武器となる。

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