2025年10月2日 / 最終更新日時 : 2025年10月2日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】“沈みかけた”ニッポンが《異端》外国人を排除する理由――世界の「嫌われ者」になる前に ますます、“嫌な”国になってきた。今朝の新聞を読んでそう思った。自民党総裁選の各候補が、外国人政策の規制強化を訴えているという。高市早苗氏は「奈良のシカが外国人観光客によって傷つけられている。文化財や自然環境を守るために […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月1日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ映画】大友啓史監督『宝島』が暴いた沖縄の《分断》――それは、私たちの社会にも潜んでいる 気づけば3時間が過ぎていた。沖縄の空気に飲み込まれ、息をするのも忘れていた。映画『宝島』(2025年、大友啓史監督)は、戦後の沖縄を舞台に、米軍統治下で生きる若者たちの怒りと希望を描いた壮大な群像劇だ。展開の速さと映像の […]
2025年9月30日 / 最終更新日時 : 2025年9月30日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】音楽ライブで《寿命》が最大9年延びる?――その「生きている実感」は、“本物”か 「音楽ライブに行くと、幸福度が上がり、寿命が最大9年延びる可能性がある」──そんな研究結果がイギリスで発表されたという記事を読んだ。にわかには信じがたいが、もしそれが本当なら、ライブ会場は医療施設に匹敵する“命の現場”な […]
2025年9月28日 / 最終更新日時 : 2025年9月28日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメ書籍】「脳科学」の“不思議”に触れる2冊――『生きがいの見つけ方』と『幽霊の脳科学』で実感する《読書の喜び》 「脳科学」の不思議と奥深さを教えてくれる書籍2冊に出会った。どちらも新書だ。最近、新書のクオリティが高い。各社、しのぎを削って頑張っている。「本を読むこと」の喜びとは何か。それは、自分の知らないことを教えてくれたり、気づ […]
2025年9月28日 / 最終更新日時 : 2025年9月28日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「国土地理院」発表の《都道府県別面積》ランキングに覚えた“違和感”――地震で順位が変わる?その「情報のかたち」を疑う力 国土地理院の発表によれば、石川県の面積が福井県を抜いて全国34位になったという。理由は、昨年の能登半島地震による海岸の隆起。自然災害によって県の順位が変わるという異例の事態に、ニュース性はあるのかもしれない。だが、「県ご […]
2025年9月27日 / 最終更新日時 : 2025年9月27日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】新聞メディアの「男性識者が8割」――ジェンダー平等の本質を問う:《語るに値する者》とは“何者”なのか 東京新聞が興味深い取り組みをおこなった。 ジェンダー平等に関して、紙面に登場する識者の性別に隔たりがないか、チェックをしたという。今年8月までの集計で、おおむね8割が男性で、女性は2割にとどまった。その結果に対して、田中 […]
2025年9月26日 / 最終更新日時 : 2025年9月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】長女の死体を20年間隠し続けた母親――「黒い報告書」まがいの事件に社会の“狭間”に落ちた人間の《業》を想う 今日の新聞も、さまざまなニュースが飛び交っていた。自分の身に降りかかった災難を、国連の陰謀論にすり替えるある国の大統領。生活保護の減額を最高裁で「違憲」とされたにもかかわらず、いまだに解決に手をつけようとしないどこかの国 […]
2025年9月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】田中みな実・中川安奈・森香澄を《ラベリング》するメディア――表現者の「消費物化」は“暴力”であり“自傷行為”だ ある週刊誌に、こういう見出しが躍っていた──「消えた田中みな実…バラエティ番組は中川安奈、森香澄、二強時代」。この一文を見た瞬間、私は強い違和感を覚えた。これは単なる芸能人の流行の変遷を伝える記事ではない。人間を「消耗品 […]
2025年9月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月25日 田淵 俊彦 お知らせ 【活動報告】『経済界』最新(2025年11月)号にて「テレビの未来」について語る――掲載が繋いでくれた嬉しい「縁」 『経済界』最新(2025年11月)号に、インタビューを受けた私の記事が掲載され、先日9月22日に発売された。「テレビの未来」という特集の一環だ。聞き手は、ジャーナリストの山﨑博史氏。タイトルは「スマホで番組を見ていてもテ […]
2025年9月24日 / 最終更新日時 : 2025年9月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】愛知県豊明市の「スマホ条例」は“余計なお世話”か――《促し》の先に待ち受けている《強制》 愛知県豊明市が全国で初めて「スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」を可決した。内容は、仕事や勉強を除いた余暇時間において、スマホの使用を「1日2時間以内」を目安とするよう市民に促すもの。施行は10月1日からで、罰 […]