2026年4月2日 / 最終更新日時 : 2026年4月2日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】『寂しさへの処方箋』と『ネット右翼になった父』――新書2冊が私に突きつけた“分断”の正体 最近、新書にはまっている。新書は「知の書」とも呼ばれるくらい、知的好奇心の塊だ。最近読んだ新書のなかから、2冊を紹介したい。 まず1冊目は、平田オリザ著『寂しさへの処方箋 芸術は社会的孤立を救うか』だ。本学・桜美林大学で […]
2026年4月1日 / 最終更新日時 : 2026年4月1日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】エイプリルフールの“本当の意味”を私たちは忘れていないか――「嘘」の本質を取り違える“危うさ” 今年もまた、新聞が見開き2ページを丸ごと使って、「本日の記事はすべてフィクションです」と大々的に宣言する時期がやってきた。各社が知恵を絞って放つ“嘘記事”の数々。日本の労働生産性を低迷させる“長すぎる会議”を強制終了させ […]
2026年3月31日 / 最終更新日時 : 2026年3月31日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「奈良公園の鹿」が大阪に出現!――“アニマルウェルフェア”が問いかける、人間と動物の“ビミョーすぎる”距離感 今日は、大阪で奈良公園の鹿が出現したというニュースを取り上げたい。今回の出来事、ネットでは「何と呼ぶべきか」というネーミング合戦で盛り上がっているらしい。しかし、私が気になるのはそこではない。この鹿をどう扱うのか――取り […]
2026年3月30日 / 最終更新日時 : 2026年3月30日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「西武渋谷店」閉店が突きつけた、“私たちが喪ったもの”――街の“個性”が消えていく寂寥感 西武渋谷店が九月末で閉店するというニュースを知った。ああ、また一つの時代が静かに終わるのだと思わされた。渋谷の街の象徴のように存在してきたあの百貨店が、再開発を巡って地権者と合意できず、営業を続けられなくなったという。 […]
2026年3月29日 / 最終更新日時 : 2026年3月31日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】選抜高校野球の“遠征費叩き”と、高校生射殺事件“遺族への1000万円寄付”――2つの出来事が浮かび上がらせる、この国の「不寛容さ」 今日は、若者とカネにまつわる話をしたい。そのニュースを読んでいて、“寛容”というものについて少し考えさせられた。 円安や物価の高騰で移動費や宿泊費が上昇し、選抜高校野球の出場校が甲子園遠征の費用の捻出に頭を悩ませていると […]
2026年3月28日 / 最終更新日時 : 2026年3月28日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】中高生の「自転車事故が最多」という“当たり前すぎる”ニュースの裏に隠された本当の危機――メディアは何を伝えていないのか 警察庁の全国データを紹介する記事を読んだ。中高生が関わる交通事故で最も多いのは自転車事故だという。当たり前といえば当たり前で、「高校生は登校時の事故が多い」という指摘も、経験上そのまま頷ける話ではある。 ただ、読み終えて […]
2026年3月27日 / 最終更新日時 : 2026年3月27日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】アフガン「地雷は埋めた人間に探させろ」の教訓――なぜ横浜刑務所は、“笑う刑務所”と呼ばれるのか? アフガニスタンで地雷の取材をしているときに耳にしたことがある。「地雷は、地雷を埋めた人に探させろ」それには、2つの意味がある。ひとつは埋めた人間が一番その場所を知っているという意味。もうひとつは、地雷の怖さを知っているか […]
2026年3月26日 / 最終更新日時 : 2026年3月26日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】自衛隊“幹部候補生”だった若者は、なぜ中国大使館に刃物を持って侵入したのか――浮かび上がる「孤立」という深刻な構造 東京・港区の中国大使館に、陸上自衛隊3等陸尉(23)が刃物を持って侵入した。取り押さえられたのは、宮崎県・えびの駐屯地に所属する村田晃大という若い隊員だった。村田は一般大学を卒業後に幹部候補生として入隊し、わずか一週間ほ […]
2026年3月25日 / 最終更新日時 : 2026年3月25日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】我が国の売春防止法・見直しは“待ったなし”――処罰するべきは「売る側」か「買う側」か? 東京新聞の一面に、売春防止法の見直し議論が取り上げられていた。読んでいて思わず唸った。自分が知らないことがまだまだあると気づかされ、改めて考えるきっかけになったからだ。 記事によれば、性売買をめぐる各国の制度は実にさまざ […]
2026年3月24日 / 最終更新日時 : 2026年3月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】小学館スキャンダルは、『セクシー田中さん』やフジテレビの問題と地続きだ――すべてを貫く“距離感の危機” 私は、最近の小学館スキャンダルをめぐる一連の報道を追いながら、2年前の『セクシー田中さん』事件を思い出さずにはいられなかった。今回の小学館の問題は、漫画アプリ「マンガワン」で連載していた漫画家が、北海道の私立通信制高校で […]