2025年10月29日 / 最終更新日時 : 2025年10月29日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「事実」を武器にするトランプ大統領――〝侮れない〟発言……その巧みな《演出》に隠された意図 トランプ大統領が来日している。ノーベル平和賞の推薦をはじめ、我が国の総理の“みっともない”ほどの「おべっか」には情けなくなる。言っていることややっていることにも“自主性”がなく、目新しさに欠ける。その点、トランプ大統領の […]
2025年10月28日 / 最終更新日時 : 2025年10月28日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【おススメドラマ】桜美林大学生が《体験知》を得た日韓共同制作――Netflix『匿名の恋人たち』で、ハン・ヒョジュが魅せる“目の演技”の奥に潜むテーマとは? 『匿名の恋人たち』を見た。本作は日韓共同制作のNetflixオリジナルドラマである。その制作現場には、本学・桜美林大学の私のゼミの学生が、お手伝いとして参加させていただいていた。これは、ドラマ制作を手掛けていたリキプロジ […]
2025年10月26日 / 最終更新日時 : 2025年10月26日 田淵 俊彦 お知らせ 【活動報告】消えゆく“祈り”を映像に――五島列島・奈留島《かくれキリシタン》のクリスマス儀式と「最後のオラショ」 長崎県、五島列島の奈留島に来ている。本学・桜美林大学の学内学術研究のフィールドワークのためだ。テーマは「かくれキリシタン」。2023年に本学に入職してから、3年にわたり研究を続けている。私は、テレビ局員時代、30年以上の […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 田淵 俊彦 お知らせ 【おススメドラマ】宮﨑あおいが“ミステリアスな”仮初の妻を演じる――『ちょっとだけエスパー』は「非現実」を《リアル》に変える秀作 先日のブログで、「2025年10月クールのドラマが出揃った」と述べ、序盤の総括をしたが、その後に開始されたテレ朝火曜21時枠の『ちょっとだけエスパー』が漏れていた。この場を借りて、おわびをしたい。と同時に、前回のブログ公 […]
2025年10月24日 / 最終更新日時 : 2025年10月24日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】我が国の中核企業NECの製品が《軍事利用》されているという“驚愕の”事実――「知らなかった」で済まされるのか ロシア軍によって、NEC製の海底通信ケーブルが軍事転用されていた疑いがあることが、2025年10月23日、共同通信を含む国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の合同取材によって明らかになった。問題のケーブルは、201 […]
2025年10月23日 / 最終更新日時 : 2025年10月23日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「やっぱりか……」と落胆するのは、ジェンダー論ではない――“明白”となった高市内閣の“危ない”4つの方針 「やっぱりな……」と、今朝の新聞を読んで落胆した。それは、一時期は選出が危ぶまれた高市氏が“女性初の首相”に就任したからではない。「女性かどうか」は関係ない。むしろ、どうでもいいことだ。論点はそこではなく、組閣によって高 […]
2025年10月22日 / 最終更新日時 : 2025年10月22日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】『月曜から夜ふかし』放送倫理“違反”を考える――「面白さ」のために越えてはいけない《一線》と、現場への《エール》 日本テレビ『月曜から夜ふかし』が放送倫理違反と認定された。問題となったのは、2025年3月24日放送回での街頭インタビューだ。中国出身の女性が「カラスを食べる文化がある」と発言したかのように編集されたが、実際にはそのよう […]
2025年10月21日 / 最終更新日時 : 2025年10月21日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【おススメドキュメンタリー】映画『揺さぶられる正義』が“揺さぶった”もの――報道における《感情表現》はどこまで許されるのか ドキュメンタリー研究の一環として、映画『揺さぶられる正義』を鑑賞した。本作は、「揺さぶられっ子症候群(SBS)」をめぐる裁判を通じて、多くの冤罪を生んだ医学的・法的な“不確実性”に迫った報道ドキュメンタリーである。大阪の […]
2025年10月20日 / 最終更新日時 : 2025年10月20日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】2025年10月クール・ドラマ 序盤レビュー:マイBEST『じゃあ、あんたが作ってみろよ』――竹内涼真氏が魅せる“ダメ男”の《グラデーション》に思わず涙…… 2025年10月クールのドラマが出揃った。序盤レビューをおこなう前に、まず今クールドラマの特徴を3つ挙げたい。 1.主人公の設定に時代の多様性が反映している/私はよくその時代におけるドラマの「ステレオタイプ化」を傾向とし […]
2025年10月18日 / 最終更新日時 : 2025年10月18日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】多摩美術大学での嬉しい再会――芸術家・尹煕倉氏が世界の川の「砂」で描き出す『Sand River Works 砂の流れ』 昨日は、嬉しい再会があった。私は兵庫県出身で、龍野高校という高校に通っていた。その同期に、現在、多摩美術大学の教授を務めている尹煕倉(ユン・ヒチャン)氏がいる。どうも、私は当時のように「平沼君」と呼んでしまうのだが、その […]