2024年12月22日 / 最終更新日時 : 2024年12月22日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】警察の「〇〇捜査」に私が抱く疑問と懸念とは何か? 警察の捜査も犯罪の多様化や科学の進歩によって変わってきているなぁと感じさせられることが、最近多くなった。2つの「〇〇捜査」という言葉から、私の頭のなかでいろいろな疑問や懸念が生じているのだ。まずは、「リレー捜査」である。 […]
2024年12月21日 / 最終更新日時 : 2024年12月21日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「日米地位協定」を笠に着た米軍の横暴~PFAS立ち入り検査は遅きに失したか 「やっとか」というのが正直な印象だ。だが、日本側はこれでもかなり頑張ったほうだろう。日米地位協定を笠に着たアメリカや米軍は、日本側の立ち入り検査を拒み続けていたであろうことが推察されるからだ。PFASを含む汚染水が横田基 […]
2024年12月18日 / 最終更新日時 : 2024年12月18日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】政府の「原発を最大限活用」への急な舵切りに違和感を抱く 経済産業省の新たな「エネルギー基本計画」で、政府が東京電力の福島第一原発の事故以来「可能な限り、原発依存度を軽減する」としてきた方針を撤回し、「最大限活用する」方針に大転換をした。確かに、CO2を出さないという点や安定し […]
2024年12月14日 / 最終更新日時 : 2024年12月14日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】エマニュエル・トッド著『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』から私たち日本人が可及的速やかに学ぶべきこと エマニュエル・トッド氏の『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』を読んだ。日本という国の「未来予想図」を喚起させられるとてもイマジネーションに溢れた書だった。まず感じたのは、フランス人であるトッド氏にとってNATOの崩 […]
2024年12月13日 / 最終更新日時 : 2024年12月13日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】女性起業家へのセクハラが52.4%もあるという現実 今朝の新聞には、スタートアップ業界で女性起業家へのセクハラが横行しているという記事が一面にあった。この由々しき問題を一面に持ってくるところが、この新聞の英断たるところだ。ある調査では、女性起業家105人のうち52.4%の […]
2024年12月12日 / 最終更新日時 : 2024年12月12日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】山崎エマ監督ドキュメンタリー映画『小学生~それは小さな社会』に秘境での撮影の日々を思う 今朝の新聞には、山崎エマ氏が監督を務めるドキュメンタリー映画『小学生~それは小さな社会』を紹介する記事が載っていた。ごくありふれた日本の公立小学校で、児童たちの一年間の生活に密着撮影したものだが、とても素晴らしい取り組み […]
2024年12月11日 / 最終更新日時 : 2024年12月11日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】ノーベル平和賞受賞演説の一文を肝に銘じる 12月10日のノーベル平和賞の受賞式で田中熙巳氏が述べた言葉が、1日以上経っても私のこころに大きな動揺という「波紋」を残している。その言葉は、「戦争といえどもこんな殺し方をしてはいけない」だ。被爆者である田中氏であるから […]
2024年12月6日 / 最終更新日時 : 2024年12月6日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「16歳未満はSNS禁止」を決意したオーストラリア、その功罪を考えるーいつかは私たちに跳ね返ってくるという可能性 オーストラリア議会が、16歳未満がSNSを利用できないように事業各社に対策を義務付ける法案を可決した。保護者の意向にかかわらず全面禁止する法律が国家レベルで成立するのは初めてだ。物事を短絡的に観るのではなく、「メリット面 […]
2024年12月5日 / 最終更新日時 : 2024年12月5日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】韓国戒厳令の事件でハン・ガン氏の『別れを告げない』を思う 昨日の韓国の戒厳令は、光州事件などがあった1980年代初頭以来で、87年の民主化以降初めてのことだという。今回の戒厳令で、最近読んだハン・ガン氏の『別れを告げない』を思い起こした。この『別れを告げない』は「済州島四・三事 […]
2024年12月2日 / 最終更新日時 : 2025年1月17日 田淵 俊彦 昨日のタブチ、今日のタブチ 【今日のタブチ】「心情等伝達制度」が教えてくれる他者の「こころの内」を知ることの難しさ 今朝の新聞には、施行されて1年経つ「心情等伝達制度」についての記事が載っていた。こういう「地味だが実は大切なこと」をしっかりと一面のトップに持ってくるところが東京新聞らしくて好きだ。「心情等伝達制度」とは、犯罪被害者や遺 […]