【おススメ小説とドラマ】心震える……感涙の小説「汝、星のごとく」とドラマ「Destiny」
私は各クールでなるべく初回にすべてのドラマを見るようにしている。そうすると時代の流れというか、そのときのドラマの「トレンド」や傾向がわかる。そして2話目は3~5本に絞る。そして最後まで見るのはだいたい、1,2本だ。
今期のドラマは良作が多い。その理由は、オリジナル脚本が多いということではないかと私は考えている。力のある脚本家たちがしのぎと魂を削って言葉を紡いでゆく。いい作品が生まれないはずがない。なかでも私が注目しているのが、金子ありさ氏の「9ボーダー」、そして井上由美子氏の「Believe-君にかける橋」そして吉田紀子氏の「Destiny」の3本だ。これらは群を抜いて素晴らしい。
なかでも、そして私が毎回こころ震わせながら見ているのが「Destiny」。吉田氏の脚本も伏線が半端ないが、石原さとみ氏の演技がなんとも言えない。「せつない」顔がたまらないのだ。「うまいなぁ……」とため息をつきながら見ている。
「せつない」と言えば、最近読んだ凪良ゆう氏の小説「汝、星のごとく」も秀逸だ。凪良氏の紡ぎだす言葉が心を突き刺し、ときには心を包んでくれる。「わかる、わかる!この気持ち」と膝を打ちながら読んでいたが、バスや電車のなかで急に涙が出そうになって困った。
どちらもおススメです!ぜひ、ご覧になったり読んでみてください。
「ブックライブ」HPより
「テレビ朝日」HPより