【今日の新聞から】ジョン・レノンの60年代使用のギターがオークションで1億超え

ジョン・レノンが60年代に使用していたと思われるアコギがイギリスの個人宅の屋根裏部屋から発見された。オークションにかけられるとされていて、その額は日本円で推定9,500万円から1億2,700万円だとされている。

「ロック史上、最も貴重かつ重要なビートルズ・ギター」であることは誰の目から見ても明らかだろう。
だが、私は違和感を抱かずにはいられない。貴重なものを何でもかんでもオークションにかけるという考えには抵抗があるからだ。こういったファンにとっては「垂涎の的」である品物はたいてい、金持ちのコレクターが落としてしまうことが多いからだ。
そこには、日本人と西洋人の考え方の違いというのもあるのだろうか。私的には、こういった「芸術的」「歴史的」に価値があるものは、「人類みなの宝もの=公共財」という考え方を支持したいと思ってしまう。
高騰すると美術館や博物館が手が出せなくなるのでは、という思いもある。そうすると、「個人蔵」となり誰も目にすることができなくなってしまう。そうすると「もったいない」と思ってしまうのだ。


私の考えは、「料簡が狭い」だろうか?

「スポニチSponichiAnnex」より

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